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tEnt (田中浩也+久原真人)
(2008/02/06)
現在ICCで展示中の《Call⇔Response》では、ソフトウェア自身が学習プロセスを実行し、ジュウシマツの鳴き声を生成出力し続けている。一度スイッチを入れて人の手を離れてしまえば、そこにはコンピュータと鳥だけのコミュニケーションしか存在しない。けれどそんな”アルゴリズムとしてのアート”を作るのは、やっぱり人でしかないのだ。
科学の道具である虫眼鏡、望遠鏡。生活に美を取り入れる、風鈴、ししおどし。どちらも、「自然」の現象を調べたい、感じたい、という意味ではおんなじであるように思います。ぼくたちは、「作品」を作るという意味でのアーティストではありません。
ただ、自然を調べたいから、感じたいから、科学と芸術がまぜこぜになったような「道具」を作っています。ただ、そこで取り出してくる「自然」が、ちょっと特殊かもしれませんね。緑とか星とか光とかメジャーなものではなくて、鳥どうしの会話だったり、冷えたつららだったり、一面真っ白の吹雪だったり、マニアックな自然が対象なので・・・。
『サイレント・ダイアローグ』展
2007年11月23日〜2008年2月17日
会場:NTT Inter Communication Center(東京・初台)
この展覧会は,自然環境中に存在する「見えないコミュニケーション」に焦点をあてています。会場では、生体情報にもとづいて自然環境を可視化、可聴化したり、バイオセンサー技術などを応用して自然環境との関係性を探る作品が展示されるほか、コンピュータによって自然環境をシミュレートし、新しい「環境」のありかたを模索するような試みも合わせて紹介します。そこから、わたしたちが何を感じ、何を知り、何を学ぶことができるのか、ということを考えるきっかけを提示したいと考えています。
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