施井泰平
視界を遮りそびえたつ文庫の壁で本の本質に迫る
住吉明子
「第1回art_icle賞」グランプリを受賞した、真っ白くかわいい動物たち
赤い疑惑
笑いながら泣いてくれ。08年裏ベスト、家族の物語を描いた傑作アルバム
水尻自子
伊藤ガビンなど有名クリエイターにも将来を嘱望される若きアニメーション作家
KOSUGE1-16
葛飾区小菅発、コミュニケーションを生じさせるアーティストユニット
wooderd chiarie
美しさが溢れ出る歌ものロック進化型 遂に1stアルバムをリリース

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笠井麻衣子
(2008/10/21)
若手アーティストの登竜門的存在であるシェル美術賞2008で準グランプリを獲得した笠井麻衣子。これから注目の若手作家だ。力強くもあり、どこか不安げな魅力を放つ彼女の作品には、誰もが抱く、もしくはかつて抱いていた葛藤が、アクティブに美しく表現されている。
1983年愛知県生まれ。2007年金沢美術工芸大学美術科油画専攻を卒業し、同大学大学院に進学。現在、修士課程絵画専攻油画コース2年在学で石川県在住。学部在籍中から子どもをテーマとした油絵の制作を始め、最近では非日常的な空間にたたずむ子どもを、躍動感のある筆跡で表現した作品を多く制作している。個展、グループ展等で発表活動をしていて、シェル美術賞2008では準グランプリを受賞。
激しいのにスッキリ、複雑なんだけどシンプル。そういう真逆のことが一緒になっちゃっていることって、よくあるんじゃないかと思う。再会とか、嫉妬とか、孤独とか、そういう、何か感情がグワっと動く瞬間に、感じることが多い。
笠井の「training」シリーズもそんな感情に似て、複雑さとシンプルさ、激しさとスッキリ感が同居しているように思えるのだ。生きる潔さとそこで生じる激しい葛藤が1画面に収められた時に、矛盾しながらも共存する整理不能な気持ち良さが、身体の芯に伝わってくる。(杉浦太一)
シェル美術賞展 2008
東京展:2008年11月12日(水)〜11月24日(月・祝)
代官山ヒルサイドフォーラム
京都展:2009年1月6日(火)〜1月11日(日)
京都市美術館別館
準グランプリ、審査員賞、審査員奨励賞、入選作品を全点を展示。
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