「みんなを元気にする」HOSOMEのライブ観
―僕は1stアルバムでHOSOMEのことを知ったんですけど、その後にライブを観て、かなり衝撃を受けたんです。もっとアンダーグラウンドな感じなのかと思ってたら、見ててめちゃめちゃ楽しかった。すごいエンターテイメント性がありますよね。
ナカジマ:ライブで大切にしていることは、動きと、どれだけパンクでいられるかなんです。熱量ですよね。みなさんが明日から元気で生きれるような。アカデミック的なものも嫌いではないのですが、なんか汗をかいてやるパンクって好きなんです。
―まさに元気をもらった気がします。曲がポンポン切り替わっていくからドキドキしますし。でも、曲が短いのは何故ですか?
ナカジマ:単純に長くすれば良い曲、良いライブができるものではないと思ってるからですね。でもまあ、僕にあと少し才能があれば、かなり長くもやれたのですが(苦笑)。
―音源とライブは、どのように棲み分けているんですか?
ナカジマ:ライブは僕らとお客さんが同じ空間(空気)にいますが、音源は場所や、季節、温度、昼間や、夜などチョイスできますし、一人で聴いたりみんなで聴いたりできますよね。それだけでも、ライブと音源は自然に違ってきますよね。
―最初にライブを観た時は、音源の世界観をライブでも再現できていることに驚いたんですが、音源ならではの表現というのも意識しているんですね。
ナカジマ:音源は個々が自由な時間にそれぞれの好きな空気感で聴けるので、音源はライブではしないような曲を意図的に作ったりしますね。ライブ感が全くないような曲だと、アルバムの最後に収録した“メトロポリス・ポケットワールド”があります。メランコリーな音の後には、みんなでおやすみなさい的な発想で作りました。

―HOSOMEの歌詞は、焦燥感や破壊衝動的なものが入り交じっていて、その型にはまらないHOSOMEらしさが面白いと思うのですが、HOSOMEの音楽にとって歌詞はどんな存在ですか? メッセージを伝える上で、必要不可欠なものでしょうか?
ナカジマ:正直にお話すると、あまり意味の無い歌詞もあるのですが、言葉で歌う以上、その内容はかなり大切なことだと思いますし、自分たちの中でもどんどん重要になっていっている気がします。もっと普通の人が感じていることを歌詞にしたりとか、「HOSOMEらしさ」を言語の部分でも突き詰めていきたいですね。
―何かを伝えようとしたり、表現しようとするということは、その向こう側に受け手としての「社会」があると思うのですが、そうした社会に対して、自分の表現はどうありたいと思いますか?
ナカジマ:社会に対してというよりは、自分の戦う土俵の同業者達(レーベルやメディア側)に何じゃこりゃと思わす方が、まず先かなとは思いますね。テレビのゴールデンに僕らが出れば、何らかしら何もしらない人達も勝手に変わってくるとは思いますし。
―じゃあまずは、HOSOMEの存在を知らしめていくというのがこれからの目標でしょうか?
ナカジマ:そうですね。より多くの人に知ってもらう他、無いですね。それは日本だけじゃなくて、海外の全人類も含めて。観たい人がいるならどこへでも行きますよ。みなさんオファーよろしくお願いいたします。そして観たことない人ライブへ是非起こし下さい。感じたことのない世界へお連れします。























