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ウミネコサウンズ インタビュー
米国アカデミー賞公認アジア最大級の国際短編映画祭『SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA』(以下、SSFF & ASIA)で、今年6月に開催予定の「ミュージックShortクリエイティブ部門」(応募締切は1月30日必着)。2009年9月から続けて来た本特集も、いよいよ今回で最終回。最新作“宇宙旅行”のPVも話題沸騰中、CINRAではお馴染みウミネコサウンズの古里おさむ氏が登場です。『グーニーズ』や『ゴーストバスターズ』に始まり、『バグダッド・カフェ』や『タクシー・ドライバー』など、音楽が印象的な映画に影響を受けてきた古里氏が語る映像と音楽。はじめの一歩を踏み出すこと、純粋に楽しむこと、そして奇跡を信じること。素晴らしい作品を生み出すには、こうした姿勢を持つことが大切だと感じさせられた。
(インタビュー・テキスト:タナカヒロシ 写真:柏井万作 衣装協力:ZOFF)
くるりが主催するNOISE McCARTNEY RECORDSより04年3月にソロアルバムをリリースしている古里おさむが新たに始動したソロ・ユニット。06〜08年はウミネコサンライズ名義で活動を行い、公式リリース前にも関わらずロックフェス『ロックの学園』に出演(校長に忌野清志郎、共演に斉藤和義など)。心ゆさぶるメロディーと歌声、サイケやUSインディーを通過したロックサウンドは高く評価されている。09年5月13日に、CINRA RECORDSよりデビューミニアルバム『夕焼け』をリリース。10年1月20日には2ndミニアルバム『宇宙旅行』をリリースする。
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PVを見て、何度も心が動かされてるわけですからね。
─SSFF & ASIAのことは知っていました?
古里:名前は知ってたんですよね。アキ・カウリスマキっていうフィンランドの映画監督が好きなんですけど、2008年のSSFFにカウリスマキの作品が出てたんです。結局その作品はタイミングが合わなくて見れなかったんですけど、紹介されてる記事はチェックしてて。
─ショートフィルムって聞くと、どんなものを思い浮かべますか?
古里:映像じゃないけど、星新一のショートショート(※短編小説よりもさらに短い小説)かな。短くても長くても、人の心を豊かにすることができるという意味では、映像も小説も一緒だと思うんですけどね。
─身近なところでは、音楽のPVもショートフィルムの一種ですよね。
古里:あー、そうですね。
─印象に残っているPVってありますか?

古里:小学校のときに見た『グーニーズ』は衝撃でしたね。当時は特に意識してなかったけど、よく考えたらあれってPVみたいなもんですよね。シンディ・ローパーが役者みたいになって、ストーリーがあって、グーニーズのテーマ(“グーニーズはグッドイナフ”)を歌ってて。あと、当時お正月映画で観に行った『ゴーストバスターズ2』。あの有名なテーマのほうじゃなくて、ボビー・ブラウンが歌っていた“オン・アワ・オウン”なんですけど。それは生まれて初めて買った洋楽なんです。
─それはいつ頃の話?
古里:小学校5年とか。
─早いですね〜。
古里:青森の八戸で田舎だし、やることがなかったから(笑)。お小遣いもらったら、とりあえず映画館に行ってたんですよ。それが音楽に触れるいい機会になってたんでしょうね。映像と音楽がリンクして、それに感動して。映画のサントラを買うことも多かったし。『バグダッド・カフェ』の“コーリング・ユー”とか、『タクシー・ドライバー』の“タクシー・ドライバーのテーマ”とか、強烈に記憶に残ってますね。あの映画といえばあの曲みたいな。すごい密着してる感じがするんです。
─映像がなかったら、こんなに音楽に興味を持たなかったかもしれない。
古里:絶対にそうだと思う。あと、俺の場合は八戸で育ったから、ライブを見る機会がなかったんです。それで小っちゃいときにスペースシャワーTVが映るようになって、PVに触れる機会が多くなって。だから、PVはライブと同じくらいの表現方法でもあるんじゃないかって。実際に当時PVを見て、何度も心が動かされてるわけですからね。ヨ・ラ・テンゴの「シュガーキューブ」とか、マッシヴ・アタックの「プロテクション」とかは映画っぽいし。ミシェル・ゴンドリーのPVは特に好きですね。






















