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あいちトリエンナーレ2010"

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連載・コラム

『音楽を、やめた人と続けた人』

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喪失感が漂う時代に信念の意味を問う。「1人?役」誕生秘話も

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KENTARO!! × 康本雅子対談「自分にしかできない表現」

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ダンス界を揺さぶる大型デュオが、コンテンポラリーの「自由」を語る

インタビュー

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ファンタジックなストーリー Pip & Popインタビュー

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オーストラリアの女性ユニットによる、あいちトリエンナーレ2010出品作とは

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ハードコアシーンの重要バンドマン4人による原点回帰のロック・バンド

インタビュー

菊地成孔×佐々木敦『ゴダールシンポジウム』レポート

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永遠の魅力を放つ映画作家は、「音楽」をちゃんと扱えなかった?

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七尾旅人インタビュー 「何億もの声」から見えてくるもの

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これだけの想いがあればこその大傑作。今年最も待望視されていた作品が登場

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“時をこえ” HYインタビュー

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なぜHYは愛され続けているのか? 偽りのない彼らの想いを追う

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兄弟の愛憎劇『今は亡きヘンリー・モス』伊礼彼方×谷田歩

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「究極のリアリズム」芝居とは? 男たちが演じる感情の臨界点

「おもしろい」は、諸刃の剣

STAGE

『裏切りの街』松尾スズキインタビュー

『裏切りの街』松尾スズキインタビューをdel.icio.usに追加 このエントリーをはてなブックマークに追加 『裏切りの街』松尾スズキインタビューをlivedoorクリップに追加 『裏切りの街』松尾スズキインタビューをlivedoorクリップに追加 (2010/03/02)

1988年に「大人計画」を旗揚げして以来、常に時代を先行してきた松尾スズキ。そんな彼が、5月7日(金)よりPARCO劇場にて公演が行われる『裏切りの街』(作・演出 三浦大輔)に出演する。現在公演中の舞台『農業少女』では野田秀樹作の戯曲を演出し、新作小説『老人賭博』は前作『クワイエットルームにようこそ」に続き芥川賞候補作になるなど、多才ぶりにますます注目が集まる彼。今回は『裏切りの街』についてのお話を軸に、幅広いテーマについてお話を伺うことができた。ユーモア感覚あふれる語り口に、時折厳しいベテランの顔を覗かせる彼の全貌に迫る。

(インタビュー・テキスト:松井一生 写真:安野泰子)

profile

1962年福岡県生まれ。1988年「大人計画」旗揚げ、作・演出・俳優を務める。1997年『ファンキー!〜宇宙は見える所までしかない〜』で第41回岸田國士戯曲賞受賞。小説、エッセイの分野でも活躍し、『大人失格』『宗教が往く』『中年入門』など著書多数。2006年、小説『クワイエットルームにようこそ』が第134回芥川賞候補、最新作『老人賭博』で第142回同賞候補。2004年秋、劇場用映画の初監督作『恋の門』が公開。同作はヴェネチア国際映画祭に出品され大きな反響を呼んだ。監督第2作『クワイエットルームにようこそ』が2007年公開。同年4月公開作『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 』では脚本を担当し、第31回日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞。2010年3月、野田秀樹作『農業少女』で演出を担当。同年5月より三浦大輔(ポツドール)作・演出作品『裏切りの街』に出演予定。
大人計画

三浦君には、他の若手にはない「黒さ」を感じています

─それではまず、現在出演を控えている、演劇ユニット「ポツドール」主宰・三浦大輔さん書き下ろしの最新作『裏切りの街』について伺いたいと思います。『裏切りの街』は、無気力なフリーターと専業主婦が出会い系サイトで知り合い、互いにパートナーがいるにも関わらず不毛な浮気を繰り返す、という内容だそうですね。松尾さんは妻に裏切られるサラリーマンの役柄をされるそうですが、松尾さんご自身のサラリーマン経験も活かされそうですか?

松尾:公演前なので、まだ何とも言えませんが…。自分がかつて勤めていたのは印刷会社だったので、ちょっと役柄のイメージとは違うかもしれませんね。

─三浦さんの作品には、あらすじを見ても分かるように過激な内容のものが多く、それをリアルな演出で描くという手法に人気がありますね。

『裏切りの街』松尾スズキインタビュー

松尾:そうですね。三浦君の芝居って、観客席が物凄く地味なんですよ(笑)。まるでドキュメンタリー映画の会場みたいに、ジャンパーを着たオジサンが多い。一般的に、演劇といえば女の子の方が多く来てるのに、三浦君の舞台を初めて観た時、周りに男ばっかりでびっくりしましたよ(笑)。あれは新鮮な体験でしたね。

─同じ演劇人として、三浦さんの演劇をご覧になった感想はいかがでしたか?

松尾:どこか横並び感のある今の若手の中でも、三浦君の演劇は数少ないつきぬけたものでしたね。「普通そこまでやらんだろ!」っていうところを、軽々と乗り越えていってしまう。だから、今回も出演したいと思ったんです。例えば『夢の城』(2006年)という作品なんて、ファンタジーなのに台詞が一つもないという超冒険的な内容でした。それも岸田國士(戯曲)賞をとった後(裏風俗店での乱交パーティに集う男女の会話を、超リアルな会話で描いた『愛の渦』で2006年に同賞を受賞)でやっちゃうんですよ。そういうことをやるイタズラな気持ち、悪意と言えばいいのかな、そこに他の若手にはない「黒さ」を感じています。

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