老若男女を巻き込むダンスカンパニー コンドルズインタビュー

日本のコンテンポラリーダンス界の中で圧倒的な人気を誇るダンスカンパニー・コンドルズ。驚くべきは20〜30代の若者をはじめ、上は年配の方から、下は小学生以下の子どもまでというファン層の幅広さ。小難しいというイメージが付きがちなコンテンポラリーダンス界の中で、現在コンドルズが手にしている立ち位置は、本当に奇跡的だと言える。

そんなコンドルズが毎年夏、東京都豊島区が運営する劇場「あうるすぽっと」と共に池袋西口公園で数千人規模の『にゅ〜盆踊り』大会を催している。2008年にあうるすぽっと劇場内で始まった『にゅ〜盆踊り』は2009年から池袋西口公園に会場を移し、参加者は年々増加。2012年にはなんと3,800人以上を動員したという。

もはや、コンテンポラリーダンスという狭い枠組みには入りきらないコンドルズの活動。今回は主宰の近藤良平に加え、メンバーの中では新世代となる平原慎太郎を迎え、カンパニーや『にゅ〜盆踊り』の魅力について、あらためて振り返ってもらった。

コンドルズは、かっこ良すぎることをあえてやらないのが、魅力ですよね。かっこいいものを目指すほうが安心できると思うんですけど。(平原)

―今日は最初に、比較的新しいメンバーである平原さんの視点から、コンドルズについてのお話をお伺いしたいと思うのですが、そもそも平原さんはプロのダンサーとしてNoismで活動されていたり、その後はソロで、振付家としても精力的に作品を発表されていますよね。現在も6月の新作ソロ公演『NOCON ボレリッシュ』を準備中だとか。それが、どういうきっかけでコンドルズに加入されることになったんですか?

平原:2010年に新国立劇場で上演した近藤さん振付の『トリプルビル』でデュオ作品に出演させていただいたんですけど、その打ち上げにコンドルズのメンバーも来ていて……。勝山さん、山本さん、石渕さん、藤田さんたち皆に、1回一緒にやらないかって言われたんですよ。

―それって完全に詰め寄られた感じじゃないですか?

平原:そう、怖いお兄さんたちに囲まれた感じで(笑)。

近藤:怖いお兄さんたちはそんなつもりはなかったと思いますけどね(笑)。

平原:それまで、近藤さんのソロ作品は色々観ていたんですが、Noismで長く新潟にいたので、コンドルズの本舞台は1回も観たことがなかったんですね。とにかく1回舞台を観に来てくれと言われて行ったら、そこで俄然衝撃を受けまして。

―それはどういう意味で?

平原:コントとか歌とか、ダンス以外のシーンが凄く面白くて。でも、これ俺も一緒にできるのかな……と。そのときは特に小林顕作さんの脚本のキレっぷりが怖くて。

近藤:ああ、『狼たちの午後〜Hungry Like a Wolf〜』(2010年 / 世田谷パブリックシアター)のときね。あの作品はなんだろ……ミュージカルみたいなところがあったんだけど、もう歌い方とかが完全に狂ってる(笑)。

平原:ほんとに。鬼気迫る凄い形相で歌ってましたよね(笑)。でも、みんな自分にはないものをやっていたから、凄く一緒にやってみたいなと思ったんです。とりあえず1回だけでいいって言うし、それもダンスシーンだけでいいって言われてOKしたんです。ま、結局コントもしっかり出たんですけど(笑)。

近藤:まんまとね(笑)。


写真左から:平原慎太郎、近藤良平

―実際に出演されてみていかがでしたか?

平原:最高でした。コントとかそれまでやってきたダンス以外の面白さに触れた1回でしたね。

―平原さんから見て、コンドルズの魅力ってどういうところにあると思われますか?

平原:やることにラインを引かないとこがいいですよね。ダンスはこうじゃないと、っていうのがコンドルズにはないですから。近藤さんの人柄というのもあると思います。あと、かっこ良すぎることをあえてやらないのが、逆に魅力ですよね。かっこいいものを目指すほうが安心できると思うんですけど。

「ここまで観たから、最終的にアイツらどうなるんだろう?」って、見届けたいんじゃないですかね(笑)。(近藤)

―多彩な特技を持っているコンドルズメンバーの中にあって、平原さんのような生粋のダンサーという経歴は、逆に異色な感じがするんですが、怖いお兄さま方はどういうもくろみで平原さんに詰め寄ったんでしょう?

近藤:それは、「うちら今、ダンサー部門足りねえよな……」っていうのも正直あったと思いますよ(笑)。その頃は若手どうこうじゃなくて、即戦力が欲しいっていうのがあったんです。すぐ動ける人。

―実際に出演してもらい、コント的なこともやってもらって、主宰者としてはどうでしたか?

近藤:「楽しそうだね。良かったね」って(笑)。でも、まんまと1回で終わらず続けて出演して、結果的に他のメンバーともスタッフとも一緒に作品作りを面白がれるというか、面白がれる以上の関係になって良かったと思いますよ。結局ウマが合わなければ、続けて出演しないだろうし、今は慎太郎のソロ公演でもコンドルズと同じスタッフが関わっていたりしますからね。

―自分自身の作品にも影響が?

平原:はい。コンドルズのようにあれだけ職種が違う人たちが集まっていたら、作品についてこだわる方向性とか潜れる深さとか、気質みたいなものが合ってないとできないと思うんですよ。

近藤:作品の内容を探っていくあたりとかね。

平原:そうなんです。10まで言わなきゃ10わかんないってことだと、なかなか作業が進まないけど、なんとなくの勘でも通じてしまったり。あと出演者もスタッフもみんな職人気質なんですよね。僕のやりたいことを投げてみると、凄い速さで返してくれて、それが凄い助かります。

―じゃあ若手メンバーといっても、すっかり馴染んでいる?

近藤:馴染んでいるどころかしっかり中心メンバーですね。

―まさに即戦力だったんですね。そういえば、2008年頃に近藤さんとお話したことがあるんですけど、そのときは「新人はやる気がありすぎて、面倒くさい」みたいなことをおっしゃってましたよ。

近藤:いいかげんなこと言ってるなあ(笑)。でも、ちょうどその後くらいから新人メンバーが続々入ってきましたね。まあ今でも、変に「僕なんでもやります!」ってガッと来られると困るよね(笑)。

―じゃあ、それを上手くかわしながらやってこられたんですね。

近藤:この5年間の成果ですね(笑)。でも、いい意味でコンドルズが若返ったんですよ。ダンスだと、「おお、慎太郎やっぱうめー」って、ベテラン勢もちょっと無理して頑張ったりするし、コントでも慎太郎は意外にセリフとか上手い。そうするとコント担当って呼ばれてるメンバーたちが、「お?」って感じになるんです。コンドルズはもともとそういう立体構造じゃなかったんだけど、今新しい関係ができてきているのが凄く面白い。

―ファンの人たちも若返ったり、広がったりしてますか?

近藤:それなりに広がっていますし、今まで観にきてくれている方たちが、ありがたいことにずっと来てくれていますよね。「ここまで観たから、最終的にアイツらどうなるんだろう?」って、見届けたいんじゃないですかね(笑)。お客さんも僕らの気質に近い気がしますね。

平原:コンドルズ以外のダンス公演にも来てくれて、そういう場所ではコンドルズのノリじゃないマナーを使い分けてくれる。楽しみ方をわかっている気がします。

―コンドルズ自体もバンドとか映画とか多彩な活動をしてるけど……。

近藤:お客さんも多彩な行動を取っている(笑)。

平原:フットワーク軽いと思いますよ。

近藤:よく来てくれますよ、色んなところに。僕もダンスの人間なので、ソロ公演なんかではシリアスな演出があったりするんですよ。でもそこはお客さんもわかってくれている。コンドルズもやってるし、ソロもやってるし、真面目な映画もやってるっていうことをね。

―コンドルズは、結果的にコンテンポラリーダンスの普及活動を担っていますよね。

近藤:そうそう、まんまと(笑)。我々が普及させないと誰もダンス観なくなっちゃいますからね。

「君たちのは盆踊りとは呼べないかもしれない、祭りだね」って言われてしまいました。最終的には「にゅ〜」が付いてるし、いいよねってなったんだけど(笑)。(近藤)

―毎年夏に池袋西口公園で開催されている『にゅ〜盆踊り』は、ある意味とてもコンドルズらしいイベントだなあ、と思っていたのですが、どういうきっかけで始まったんですか?

近藤:豊島区立の劇場としてあうるすぽっとが2008年にオープンして、僕も豊島区に住んでるというご縁があって、なんかやろうよってことになって。それでオリジナルの「盆踊り」を創作したのが始まりです。最初は劇場の中でお客さんと一緒に踊ったんだけど、思いのほか良かったので、次の年は池袋西口公園で、その次の年も、って感じで続いてます。長くやるうちにだんだん愛着が湧いてきて、特に大震災があった年は独特なノリがあって、「やるしかないよね」と、自家発電をしつつ「エコモード」でやりました。今となっては池袋の夏の新しい盆踊りとして定着してきた感じがします。最初は思いつきで「にゅ〜盆踊り」って言ってたんだけど、そうすると面白いもんで、盆踊り協会の方がワークショップを見に来られて、ご意見を頂いたりとか、色々な方に学ばせてもらいました。

―もしかして怒られちゃったんですか?

近藤:「君たちのは盆踊りとは呼べないかもしれない、祭りだね」って言われたんです。最終的には「にゅ〜」が付いてるし、いいよねってなったんだけど(笑)。そこで僕もちゃんと考えるようになって色々調べたら、盆踊りって色んな決まりがあるんですよね。着物をまくりあげちゃいけないとか。池袋近辺だと巣鴨とか雑司ヶ谷の鬼子母神が有名で、一緒にやらせてもらうと、ビシッと決まっていて手を叩きたくなるくらいかっこいい。地元豊島区で活動されている盆踊りの連の皆さんともお付き合いさせていただいていて、『にゅ〜盆踊り』大会では伝統的な盆踊りも一緒にやっていただいています。盆踊りって自由だけど、若い人たちは振付を知らないからなかなか入れない。でも『にゅ〜盆踊り』ではちゃんと伝統的な盆踊りのレクチャーもしてもらうから、みんな踊れます。結局やればみんな面白くなるんだよね。地域の活性化にもいいぞってわかりました。

平原:盆踊りじゃないけど、阿波踊りなんかにしても、ちゃんと観てみると凄くかっこいいですよね。

近藤:阿波踊りはミニマルの美しさですよね。1歩踏み出して0.3歩下がるみたいな。盆踊りでいうと、こないだ気付いたのは踊りで円を描くとき、必ず時計の反対回り(左回り)なんですよ。おまけに円の運動なので音楽が続くかぎり延々続く。円のどこから入ってもいいし、抜けても良くて、開かれながらずっと進みつづける円なんですね。渦ではないんだけど、螺旋みたいに完結しない。ちょっと素敵だよね。

―必ず時計の逆回りっていうのが面白いですね。動物の絵を描くときたいてい頭を左にするのと似ていますね。盆踊りでたまにバックしたり、振り返る動きがあるのも、凄く楽しいです。

近藤:ああ、わかるわかる。フック的なことだよね。そういうのが感覚として楽しいんだよね。実は盆踊りの振付って崩れまくっていて、例えば『東京音頭』は拍子が奇数になっていて、だんだん踊りと音楽がずれていくから凄く気持ち悪い。10回やると元に戻るみたいなことになっていて、超コンテンポラリーなんですよ(笑)。おそらく元々は他にも振付があったのを、歴史の中で抜粋して省略されたんだと思うんだけど、ルーツを探すともう少し複雑な踊りだと思います。誰も文句を言わずにやってるのは、ちょっと面白いけどね(笑)。

日本人って、特に東京とかだと本当に個人個人がバラバラになってきちゃってる。それを変えていくには、2人から出会っていくことを繰り返していくしかないと思う。(近藤)

―『にゅ〜盆踊り』の振付コンセプトが「出会い」だと伺ったんですが。

近藤:踊っていると必ず、フォークダンスみたいに誰かと一緒にやる瞬間があるんですよ。だから6回繰り返すと6人と出会います。知らない人同士、色んな人とできる。そういうのが元々好きで、NHKのテレビ番組『からだであそぼ』の中の“アイーダアイダ”という曲の振付も、1番は1人で踊るけど、2番は2人で踊れるように作ったんです。そうすると子どもたちは、みんな2番ばっかり踊るんですよ、そっちのほうが楽しいから。

―小さいところかもしれないけど、デュオとかグループで踊る楽しさを体験できますよね。

近藤:そうですよね。日本人って本来はもっとあけっぴろげな人種だったと思うんですけど、特に東京とかだと本当に個人個人バラバラになってきているのを感じます。それを変えていくには、最小単位の2人から出会っていくことを繰り返していくしかないと思うから、そこはちょっとだけ工夫して仕掛けています。

―そこって近藤さんがコンドルズで作ってるものに通じる何かがあるように思えますが。

近藤:根底はそうかもしれないですね。言葉にすると慈善団体みたいになっちゃうからあんまり言わないけど、基本精神はそういうことですね。

―今後『にゅ〜盆踊り』がどうなっていけばいいと思っていますか?

近藤:色々案は出てますけど、とりあえずは目指せ1万人かな。あとやっぱり豊島区のために作った盆踊りだから、区の皆さんが踊ってくれるようになってほしいですね。『にゅ〜盆踊り』では、毎年本番前に豊島区内7か所でワークショップをやっていて、合計210人の人に振付を覚えてもらい、現場で一般の人を引き込むシステムなんです。掛け声にちなんで「シャ〜隊」と呼んでるんですけど、ステッカーのついた浴衣で凄い笑顔の人がいたら、その人はシャ〜隊です。昨年は区長も来てくれて、豊島区名物になっていっているのも嬉しいですね。


「シャ〜隊」のステッカー

―ワークショップに参加した人が、何十年後かに『にゅ〜盆踊り』の正統な継承者として教えていたりして(笑)。

近藤:そうそう、これは俺が小学生のときに習ったんだぞってね(笑)。幼稚園児から70代まで色んな年代の人が参加してくれるんだけど、子どもなんかすっごい一生懸命やってくれるんだよね。

―女性はコンドルズのメンバーになれないけど、ワークショップに出れば、ちょっとメンバー気分になれて嬉しいかもしれないですね。浴衣も着れるし。

近藤:浴衣もせっかくだから着る目的があるといいよね。結構運動量の激しい振りなので、僕らは浴衣を尻ばしょりにしてるんだけど、女の子はしっかり見せパンはいて来てくださいって言ってます(笑)。今回は女性ダンスユニットのプロジェクト大山のメンバーにも出てもらうので、また違った盛り上がりになるかもしれませんね。楽しみにしててください。

イベント情報
『にゅ〜盆踊り大会 2013』

2013年7月15日(月・祝)17:00頃〜
会場:東京都 池袋 池袋西口公園(東京芸術劇場前)
出演:
コンドルズ
プロジェクト大山
ほか
料金:無料
※雨天時はあうるすぽっとまで要問合せ、小雨決行

盆踊りリーダー(しゃ〜隊)210名大募集
会場:東京都 豊島区内7会場
講師:
近藤良平
コンドルズ
※各会場で日時、講師は異なります
参加資格:ワークショップと7月15日の両日参加できる方
定員:各会場30名(合計210名)
※応募者多数の場合は抽選
料金:一般1,000円 豊島区民割引(在住・在学・在勤)500円(要証明書提示)
※豊島区内在住65歳以上の方は参加費無料
※詳細はオフィシャルサイトにて

平原慎太郎ソロダンス公演『NOCON ボレリッシュ』

2013年6月29日(土)OPEN 13:30 / START 14:00、OPEN 17:30 / START 18:00
会場:東京都 東池袋 あうるすぽっと
構成・振付・出演:平原慎太郎
テキスト:前川知大
料金:
前売 一般3,000円 当日3,500円 大学生2,000円 小学生〜高校生1,500円 豊島区民割引(在住・在学・在勤)2,700円(要証明書提示)

コンドルズ日本縦断超時空ツアー2013
『TIME IS ON MY SIDE(タイム イズ オン マイ サイド)』

第1弾
2013年8月10日(土)18:30
会場:静岡県 焼津文化会館

2013年8月17日(土)18:30
会場:岩手県 さくらホール

2013年8月20日(火)19:00
会場:宮城県 仙台 電力ホール

2013年8月24日(土)14:00 / 19:00
会場:大阪府 京橋 松下IMPホール

2013年8月30日(金)19:30
2013年8月30日(土)14:00 / 19:00
2013年9月1日(日)15:00
会場:東京都 池袋 東京芸術劇場

2013年9月3日(火)19:00
会場:愛媛県 松山 松山コミュニティセンター

2013年9月5日(木)19:30
会場:広島県 アステールプラザ

2013年9月7日(土)14:00 / 19:00
2013年9月8日(日)15:00
会場:福岡県 天神 イムズホール

プロフィール
近藤良平

振付家、ダンサー。ペルー、チリ、アルゼンチン育ち。20ヶ国以上で公演、ニューヨークタイムズ紙絶賛、渋谷公会堂公演も即完満員にした男性学ランダンスカンパニー・コンドルズ主宰。第四回朝日舞台芸術賞寺山修司賞受賞。NHK連続TV小説『てっぱん』オープニング振付、NHK総合『サラリーマンNEO』内「サラリーマン体操」、NHK教育『からだであそぼ』内「こんどうさんちのたいそう」、「かもしれないたいそう」に振付出演。三池崇史監督映画『YATTAMAN』振付。TBS系列『情熱大陸』出演。NODA・MAPの『THE BEE』で鮮烈役者デビュー。今秋には、『第68回東京国体』式典演技総演出を担当する。

平原慎太郎

小樽にてクラシックバレエを学び始め、Hip Hopやコンテンポラリーダンスに出会う。04年から07年まで金森穣率いるNoismに所属。その後、『瞬project』、『C/Ompany』に参加し、他のダンサーとの共同制作を行う。2010年に即戦力ダンサーFAとして近藤良平率いる『コンドルズ』に参加。現在『OrganWorks』名義で、自身の創作活動も行う。また、ワークショップや作品提供を通して、世界各地で活動を続けている。



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