謎のLED覆面ユニットCTSが提示する、新しくてかっこいいJ-POP

先日の『グラミー賞』で覆面を被ったDAFT PUNKが、スティービー・ワンダー、ナイル・ロジャース、ファレルと共に感動的なパフォーマンスを披露したことも記憶に新しいが、ここ日本でも2012年から○△□のLEDマスクを被った三人組が活動を始めていた。彼らの名前はCTS(=CIRCLE、TRIANGLE、SQUARE)。詳しいプロフィールは公開されていないが、本格的なダンスミュージックでありつつ、歌は直球のJ-POPという、これまでに聴いたことのない音楽性が話題を呼び、iTunesのダンスチャートでは5作連続で1位を獲得している。すでに『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』や『electrox』といった大型フェスへも出演しているので、未来的でありながら、妙に愛嬌のあるビジュアルが気になっていた人も多いのではないだろうか?

そんなCTSのメジャーデビューアルバムにしてベスト盤となる『THE BEST OF CTS』の発売に合わせ、未だ謎の多い三人の正体に迫るべく、プロデューサーのDJ KAYAと、ビジュアルをはじめとしたクリエイティブ面でのディレクションを担当するINCSの宮下俊之に話を訊いた。あくまでメンバーの三人を中心としつつも、様々なクリエイターが集ったプロジェクトでもあるCTSの背景には、長年日本のダンスミュージックシーンを見つめ続けた男たちの想いがあった。

(“Sayonara Twilight”を聴いて)すごく今のダンスミュージック的な多幸感があって、でもちゃんとポップスとしても成立してて、その2つが見事にあいまって、不思議なグルーヴを出してるなって思ったんです。(宮下)

―CTSはメンバー三人のみならず、KAYAさんや宮下さんも含め、プロジェクトとして動いているんですよね。そもそもどういった狙いがあってスタートしたのでしょうか?

KAYA:僕は15年位前からトランスのDJやイベントをやってたんですけど、当時空前のトランスブームで、自分が作ったMIX CDが10万枚売れたりしていた時代で、国産の良い曲も結構多かったんです。それが今のEDMの盛り上がりに近いというか、当時から活躍してたのがTiesto(オランダのDJ。アテネオリンピックのオープニングセレモニーで、史上初めてDJとしてパフォーマンスを披露した)だったり、今もDJランキングのトップの方にいる人たちで、たぶんAVICII(1989年生まれの若きDJ / アーティストで、世界的ヒットソングを生み出している他、DJランキングでも上位に選ばれている)とかもそういう人たちに憧れてDJを始めて、今があるっていう感じだと思うんですよね。

DJ KAYA
DJ KAYA

―確かに、一時期のトランスの盛り上がりはすごかった記憶があります。

KAYA:もともと1つのジャンルに縛られたくないタイプだったので、トランス以外にも色んな活動はしてたんですが、色々な事をやったからこそ、日本の曲に強い関心も改めて抱いて、邦楽で現場を盛り上げたいと思ったんです。それで今、宮下くんもいるINCSっていう事務所と一緒に、邦楽メインのイベントを立ち上げたりして。

―『JAPANATION』という名前で活動されてますよね。

KAYA:そういったものもきっかけになって、海外の万博とか日本のコンテンツイベントみたいなところにDJで行かせてもらったり、いろんな国で日本の曲をプレイするような機会が増えたんです。そういう海外の現場では日本の曲が求められている環境なので、何の問題もなくかけられるんですけど、今の日本の僕が活動しているような現場って、まだまだDJが日本人の曲をかけると、ちょっと色物っぽくなっちゃう空気がどうしてもあるんです。昔は海外と日本の音の流行みたいな所にそこまで差がなかったと思うんですけど、あるときそこが完全に分かれていった気がして。いわゆるJ-POPがチャートを席巻していって、それは自分も好きで世界でもオンリーワンな音楽だとは思うんですけど、逆に言ったら世界からは良くも悪くも離れてしまったと感じました。

―独自の音楽シーンが形成されていきましたよね。

KAYA:例えば海外のラジオで、ビルボードチャートに入ってる曲に混じってK-POPがかかる可能性はまだあるけど、日本の曲がかかる可能性はほぼなかったりする。そういう状況も踏まえて、海外も視野に入れつつ、日本のクラブでもかけられて、チャートでも戦える、カラオケでも歌えるメイドインジャパンの曲を作りたいと思って、最初にできたのが“Sayonara Twilight”だったんです。

―そうしてCTSのプロジェクトが始まっていったと。宮下さんとはどのように出会われたんですか?

KAYA:プロジェクトが立ち上がったころはまだ、名前もアウトプットの仕方もゼロベースで何も決まってなかったんですけど、その頃ちょうど宮下くんとイタリアで出会ったんです。ルッカっていう場所でやった、アニメ系のフェスでなんですけど、3日間で20万人だっけ?

宮下:そうですね。世界最古のコミックフェスと言われているイタリアのイベントがあって、そこで初めてちゃんと会って、それから日本に帰ってきて、会社の会議でKAYAさんが後にCTSのデビュー曲になる“Sayonara Twilight”のデモを聴かせてくれたときに、何かピンと来て。


KAYA:宮下くんだけピンと来てくれたんですよ(笑)。トランスの哀愁的な要素と、邦楽のPOPさや、今まで自分が色々なところでやってきた経験を、自分なりに凝縮して、それをメンバーが形にしてくれたのが、“Sayonara Twilight”で、自信はあったんですけど、唯一わかってくれたのが宮下くんだけで。

宮下:会社の人の中にはそのトランシーな鳴りだったりが、「何かちょっと古いよね」的な意見もあったんですけど、僕には新しいサウンド、アプローチに聴こえたんです。すごく今のダンスミュージック的な多幸感があって、でもちゃんとポップスとしても成立してて、その2つが見事にあいまって、不思議なグルーヴを出してるなって思ったんです。

一番怖いのは、音楽は終わってないのに、言葉が先に終わっちゃって、音楽も終わった感じになっちゃうことなんですよね。(KAYA)

―宮下さんはトランスは通ってたんですか?

宮下:まったく通ってないです……。

KAYA:トランスの中にもいろんなトランスがあるじゃないですか? あまりに瞬間的に流行り過ぎちゃったせいで、パラパラっぽいところまで行ったタイミングもあったから、宮下くん的には「渋谷の若い子たちがパラパラしてるジャンルでしょ?」みたいなイメージが強かったんだと思うんです。でもトランスってジャンルの中にはそれこそTiestoもいればArmin van Buurenもいれば、サイケデリックなサウンドもある。

宮下:それこそびっくりするくらい偏見しかなかったですね。今となっては完全に誤解なんですが、KAYAさんに細かく説明してもらうまで、完全に「トランス=パラパラ」でした。そこから他の音楽同様、細かいジャンルがあることを教えてもらったら、例えば自分が好きなタイプのテクノが実はトランスの一種だったりして、徐々に誤解が解けて。同時に、逆に知らなかったからこそ最初のデモをフラットに聴けたし、トランスのサウンドと今のEDMサウンドとの親和性だったりも繋がっていきました。まあトランスは自分の中でいい印象は一つもなかったです(笑)。

宮下俊之
宮下俊之

―今のEDMも、一昔前のエレクトロも、その言葉の中にすごく幅があって、そういうジャンル名みたいなのって、そのときに流行ってるダンスミュージックのざっくりした総称になっちゃいますもんね。

KAYA:だから一番怖いのは、音楽は終わってないのに、言葉が先に終わっちゃって、音楽も終わった感じになっちゃうことなんですよね。

宮下:EDMもなんとなくそんな雰囲気が若干ありますよね。

KAYA:今まさに「EDM超やばいよね」って言ってる人もいれば、「EDMなんてもう時代遅れじゃない?」って今日にでも言ってる人がいる。そうやって本質的な音楽は置いといて、先に言葉が終わっちゃうのは寂しいなっていうのを、僕はトランスのときにもすごく感じたんですよ。

―なるほど。確かに音楽って、ジャンル名で盛り上がっちゃうと、その後すぐに「もうあのジャンルは古い」みたいに言われてしまうことが多いですよね。

KAYA:しかもトランスの場合、当時はCDが毎回オリコンのトップ10に入ったとしても、アーティストは有名にならなかったんです。曲のヒットとアーティストのヒットが直結していなかった。もちろん人気アーティストもいましたが、例えば今のEDMシーンだと、「デビッド・ゲッタ feat.~」みたいに作ってる人間の名前が出て行くけど、当時はそんな流れや文化も日本にはほとんどなく、名の知れたスターが生まれなかったんです。そういう流れもあって日本ではトランスのDJやシーンが下火になった感は少なからずあったのではと思います。そこから10年経って、今EDMっていう名前がここまで拡大していて、そこで活躍しているDJやアーティストには、トランス出身の人間が数多くいるんです。

DJ KAYA

―トランスとEDMの間には、そういった流れがあったんですね。ただ、「CTS=EDM」ではないですよね?

KAYA:CTSに関してはメンバーも自分もEDMをやってる気は正直ゼロで、ルーツはさっき言ったトランスやポップスにあって、よく宮下くんが言ってるんですけど、「かっこいいJ-POPを作ろう」っていう気持ちでやってます。なおかつ、今までの経験を生かして、今回はちゃんと僕の立ち位置としてCTSっていうアーティストを売りたいと思ってますね。

―日本のトランスシーンの衰退の二の舞にならないように、ということですよね。そしてKAYAさんは、プロデューサー的な立ち位置でCTSに関わっていくと。

KAYA:そうですね。今って海外だと、クラブのDJがプロデューサーやアーティストとしてちゃんとその国の音楽シーンに根強く関わってるんですよ。もちろん日本にもそういう人はいますけど、数が全然違って、ビルボードチャートなんてDJがプロデュースする曲ばっかりだったりする。僕は自分が作曲をするっていうタイプではないですけど、DJで得た現場の感覚を、プロデュースに生かせればと思ってやってます。

子供がCTSはCTSなんだと信じて、音楽界の戦隊ものというか、ヒーロー的な見え方になったらいいなって思います。(宮下)

―「かっこいいJ-POP」としてのCTSをどうやって打ち出していくかという面で、宮下さんがディレクションをされているのかと思うのですが、ビジュアルのコンセプトはどのように決まっていったのでしょうか?

KAYA:「夢に出てきた」って言ってたよね?

宮下:そうなんです(笑)。アイデアを色々考えてたときに、ある日夢に出てきたですよね。結構鮮明に覚えてて、すごいでかいステージで、○と△と□の形をした何かが歌ってるっていう。そこから現実に持ってきて、「CIRCLE」「TRIANGLE」「SQUARE」でわかりやすく頭文字を取って「CTS」にして、デザインだったりコンセプトを詰めていきました。

CTS
CTS

―なぜ○△□だったんでしょうね?

宮下:デモを聴いて色々試行錯誤してる段階で、今回KAYAさんと一緒にこういったプロジェクトをやらせてもらうなら、ホントにどキャッチーなこと、そのサウンドをより面白く伝えられるような、オーバーグラウンドで戦えることをやりたいとはずっと考えてて。夢は最後の一押しではあるんですけど、最終的に世の中に知らない人はいないであろう圧倒的にキャッチーで普遍的な記号が、バシっとはまりました。

KAYA:逆に、僕も宮下くんとやるんだったら、絶対1人じゃできないことをやりたくて。これまでも音楽はずっとこだわってやってきたけど、クリエイティブに特化したプロジェクトっていうのはやってこなかったので、今回はそこにこだわってやりたいし、宮下くんのおかげでいいバランスになってると思います。

―何かを被らせるっていうことに関しては、ダンスミュージックで言うと、やっぱりDAFT PUNKが思い浮かぶし、今の日本だとMAN WITH A MISSIONみたいなバンドもいますよね。宮下さんは、なぜ覆面ユニットにしようと思ったのでしょう?

宮下:KAYAさんはじめCTSの三人が面白がってくれたのはもちろん大前提にありつつ、生身の人間とは違った受け皿の広さを作れるっていうのは、武器だと思います。設定上でプラスアルファの仕掛けも作れますし、もちろんこの手のタイプが苦手な人もいるかと思いますが、単純にこの三人がLEDを光らせながら歩いてたら、まず気を引く動機、関心を持ってもらうきっかけを作れる。覆面ユニットをやろうというより、よりサウンドに対して逆算して、どういう伝わり方をしたら面白いっていう、広告的に考えていった感覚の方が近いです。

KAYA:歌詞もビジュアルやコンセプトが出来てより明確な方向性が見えてきました。

宮下:歌詞の伝わり方も、生身の人間とはまた違って、何を言っても耐えれるような面白い強度があると思うんです。この見た目で例えば「大丈夫」って言うのと、生身の人が言うのだと伝わり方は違うし、そこは最大限CTSらしさみたいなものを出していきたいです。

左:DJ KAYA、右:宮下俊之

―実際の覆面や衣装のデザインに関しては、どのように進めて行ったのですか?

宮下:まず光らせたかったので、LEDなりのテクニカル的な所をクリアできる制作会社を探すのに苦労しました。最終的にすごい素敵なチームとやらせてもらえる事になって、あとはひたすら打ち合わせと、擦り合わせですね。さっきもちょっと出たDAFT PUNKはもちろん大先輩になるので、結構色々研究させてもらいました。デザイン的には、CTSはテクノロジー全開のかっこいい感じではなくて、「愛されキャラ」というか、キャッチーで愛くるしいぐらいの、なんか親近感があってかっこ良すぎない可愛い感じを目指しました。

―○△□というコンセプトが決まっていても、それをビジュアルに落とし込むのはすごく難しそうですね。

宮下:造形はもちろんですが、着用して歌ってパフォーマンスするので、安全性や使用感のストレス的なところでも制作の現場は大変な作業だったと思います。最終的なカラーリングもすごく迷って、最初色は自分的にはシルバーをイメージしてたんですけど、最終的にはスーパーファミコンとかレトロフューチャー的なイメージで、ホワイトに何パーセントかのグレーをいれたところで落ち着きました。

―確かにかっこいいと言うよりはちょっとかわいい、それこそ「ゆるキャラ」みたいなイメージもありますね。

宮下:「ゆるキャラ」っていうのはめちゃめちゃ嬉しいです。ホント子供と握手会とかしたくて(笑)。今まとめている結構綿密な設定もあって、今後出すか出さないかはわかりませんが、面白い展開をできたらなとは思ってるので、ミュージックビデオの監督も言ってくれた言葉なんですけど、子供がホントにCTSをCTSという生き物だと思ってくれて、音楽界の戦隊ものというか、ヒーロー的な見え方になったらいいなって思ってるんですよね。

宮下くんは僕とわかりやすいことがやりたくて、僕はわかりやすいけどかっこいいことをやりたい。つまり、お互い普段と逆のことをやってるから、そこがすごく面白いところなんです。(KAYA)

―今の日本のクラブミュージック寄りのポップスって、中田ヤスタカであり、サカナクションであり、ボーカロイドものであったり、すごくいろんなものがあると思うんですけど、ひとつ共通点として言えるのは、もはやジャンルは関係なく、ごった煮感があって、情報量が多いっていうことだと思うんですよね。

KAYA:CTSもそれに近い感じはあるのではと思います。EDMを作ってるつもりはないですけど、もちろんEDMのいい部分は取り入れたいと思って作業してますし、トランスを取り入れてる部分ももちろんあるし、結果的にいろんなものを足し算してて、もちろん、やり過ぎると油っこくなっちゃうけど、ギリギリのところでバランスを取ってる感はあります。

―それこそ大衆性っていう部分でも、行き過ぎるとトランスにおけるパラパラのようになってしまう、そこのバランスも重要ですよね。

KAYA:そこは一番気をつけたいところで、「CTSっぽさ」って言葉で言うのは難しいんですけど、今はCTSの三人を中心にプロジェクトのみんなでその感覚を共有できてると思います。ユニバーサルと契約させてもらって、一発目に出したのが“Yume Be The Light”って曲で、その曲に関しては、「CTSっぽさ」に関しての議論がハンパじゃなかったんですけど(笑)。


宮下:いつもメンバーやKAYAさんからデモがあがってくるんですけど、自分の役割として、より時代だったりCTSらしさってとこに対してのチューニング作業がありまして。“Yume Be The Light”の時は、シンセの弾き方だったり音色、間奏の激しめのベースを入れるか入れないかとか、大サビでもう一個音を足すか足さないかとか、歌詞の調整だったり、メンバーとKAYAさんと何度も細かくやり取りさせてもらいました。

KAYA:だから、“Yume Be The Light”をみんなが「いい」って言ってくれたときが一番嬉しかったかもしれないですね。まだビジュアルも何も決まってなかったときに、“Sayonara Twilight”をiTunesで出して、それを音だけの評価で「いい」って言ってもらえたのも嬉しかったけど、“Yume Be The Light”を出すのはちょっと怖かったんですよ。安牌ではなく、攻めに出たので。

宮下:結果的には、一番CTSを体現してる曲のひとつになったと思います。

―CTSの曲って、ホント歌だけ聴いたらJ-POPだと思うし、トラックだけ聴いたらダンスミュージックじゃないですか? その歌とトラックのバランスに関しては、特にどんな部分を意識していますか?

KAYA:「かっこいいミーハー」っていうのかな……、やっぱり「かっこいいJ-POP」ってことなんだと思います。わかりやすさへのこだわりもありつつ、かっこよすぎても駄目だし、絶対ダサいものにはしたくない。矛盾してるし、ニュアンスの話になっちゃいますが、かっこいい曲って、「かっこいい」以外に言えないじゃないですか? かっこいい曲のことを「超いい曲だね」って言うことって、あんまりないと思うんです。

―なぜCTSではそういう曲が作れたんだと思いますか?

KAYA:まだまだだと思いますが、たぶん、宮下くんはこれまでかっこいい音楽をいっぱい聴いてきてると思うんですけど、今回宮下くんは僕とわかりやすいことがやりたくて、僕はわかりやすいけどかっこいいことをやりたい。つまり、お互い普段と逆のことをやってるから、そこがすごく面白いところなんです。これ以上どっちに寄ってもダメだと思うんですけど、そこは必ずメンバーが絶妙なところで形にしてくれます。

―二人の綱引きがありつつメンバーのポテンシャルがあるからこそ、成立していると。

KAYA:メンバーを中心に、関わってもらってるデザイナーや、PVの監督とか、いっぱいいろんな人がいて、それぞれがただ仕事を受けてやってるっていう感じじゃなく、一人ひとりが愛を持ってやってくれてるのは非常に感じます。『ドラクエ』的な匂いがするというか、ホントにパーティーでやれてるなって。

宮下:CTSっていうパズルとかプラモを、みんなで作ってる感じはします。大枠のぶれないコンセプトはあれど、いい意味で締め切ってない隙間はかなりあって、CTSはいつでも自由に、フレキシブルに動けるようにはしておきたいと思ってますね。

左:DJ KAYA、右:宮下俊之

―そうやって自由に動きながら、CTSはどこを目指していきますか?

KAYA:クラブ系のDJが曲をかけられるし、ロックのイベントでライブもできるし、ネット系のイベントだったり、海外コンベンション的なものにも出れる。色んなジャンル、カルチャーをクロスオーバーしてよりオーバーグラウンドで活動していけたらと思います。

宮下:紅白ですかね(笑)。面白がってもらえるんじゃないかなって思うんですよね。

リリース情報
CTS
『THE BEST OF CTS』(CD)

2014年2月19日(水)発売
価格:2,490円(税込)
UICV-1031

1. Yume Be The Light
2. Everything's All Right
3. No Reason
4. Blue Skywalker
5. Hello Universe
6. Never Ever Better
7. 364
8. Freak Out
9. Parallel World
10 Sayonara Twilight
11. Space Drive
12. Mirror
13. Beautiful Love World
14. Can't Help Falling In Love
15. 戦場のメリークリスマス
16. ○△□

プロフィール
CTS(しーてぃーえす)

Circle(vo)、Triangle(syn)、Square(DJ)からなる、謎のLED覆面ユニット。世界中で爆発的な盛り上がりをみせるダンスミュージックサウンドを、独自の解釈でPOPSに落とし込み再構築した新機軸のサウンドと、日本語と英語を融合した独特のアプローチの歌詞世界観が「最新型国産ダンス・ポップサウンド」と話題を呼ぶ。5作連続iTunesダンスチャート1位を獲得、国内大型フェス、イベントに多数出演するなど、新人アーティストとしては異例の活躍を見せている。



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