CINRA mail-magazine「真裸」 contents
VOL.145
発行日 2007年10月15日 発行数735部
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2007 10/15 (MON)
from CINRA
CINRA MAGAZINE vol.15、配布スタート
文:柏井万作

先週の土曜日にCINRA MAGAZINE vol.15の製品盤が無事に到着しました。10月20日までには予定している配布場所全ての設置予定です。毎号すぐになくなってしまうのでお早めに!

vol.15はインターフェースからコンテンツまで、CINRA MAGAZINE史上最大のリニューアル号になっています。「リニューアル」と言ってしまえば一言で片付いてしまうけど、悩みがあるからこそ「改善」や「変化」を模索します。読者やスタッフ、関係者など、様々な視点から様々な意見を頂いて、CINRA MAGAZINEが一番威力を発揮できる形を考える。一つの視点に偏ってはいけないけど、中途半端にバランスを取るのは最悪で、かと言って「俺たちはこうだ!」と意固地になればいいわけでもない。だから「悩む」わけですが、その1つの結論としての「CINRA MAGAZINE vol.15」になっています。賛否両論、様々なご意見をお待ちしています!

さてさて、今週はその他にもトピックが満載です。

今週の木曜日から四日間、14号のSTAGE特集でも取り上げた複数団体の演劇を楽しめる『15 minutes made』の第二回目が開催されます。演劇初心者も楽しめるエンターテイメント性の高いイベントなので、演劇に興味をお持ちの方には是非一度足を運んでみてください。7劇団が15分という短時間に旨味を凝縮しているので、きっと自分にフィットする芝居に出会えると思います。

そして、1週間・100アーティストという大規模な音楽イベント「SWAN SONG COUNCIL vol.8」が今日から新宿MARZ/Motionで開催されます。本日公開したweb特集『イベントは終わらない』では主宰者である鶉野拓人さんのインタビューを公開中です。

両イベントとも、表現者側が動き回って発信しているイベントです。「知らない人にこそ知って欲しい」という強い想いから、「伝える」ことを大切にしているイベントになっているので、是非とも足を運んでみて下さい!

15 minutes made
http://www.mrsfictions.com/15mm-vol2.html
SWAN SONG COUNCIL
http://www.myspace.com/swansongcouncil

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News Of This Week
ART
東京デザイナーズウィーク2007開催

今年も表参道、原宿、渋谷などのエリアを中心にデザイン複合イベント東京デザイナーズウィーク2007が開催される。

去年に引き続きLOVEをテーマに、「地球を愛す・人を愛す・モノを愛す」というコンセプトでデザインと通して「地球」を訴求。メーン会場は昨年と同じ神宮外苑絵画館前の特設スペースだが、規模を昨年の約1.5倍に広げ、「Tokyo」の独自性を前面に打ち出していく。

今年からの試みとしてセレクトショップ形式の「100% Shop」も新設、また英国を代表するプロダクトデザイナーのマイケル・ヤング氏をショーデザイナーに迎え、コンテンツの充実を図る。

イベント主催のNPO法人デザインアソシエーションでは、昨年の7万人を上回る10万人の来場者、1000以上の出展者を見込んでいる。



STAGE
7つの集団が作り出す「最高の15分間」
15minutes made vol.2開催

7つの集団 が作り出す「最高の15分間」を一度に堪能できる"theatrical exchange style"(演劇交流スタイル)エンターテインメント、『15 minutes made』が10月18日(木)〜 10月21日(日)にてザムザ阿佐谷にて開催される。

8月の初回公演をに引き続き、早くも2回の公演となる今回は主催Mrs.fictionsをはじめとする7団体が参加。それぞれの劇団の魅力を凝縮した「最高の15分間」を一度に堪能できるイベントとなっている。

19日の昼の会には昼ギャザと呼ばれる動因数によるキャッシュバックシステムを実施。今まで知る機会のなかった多くの劇団を見たい方はもちろん、演劇初心者も楽しめるエンタテインメント性の高いイベントとなっている。

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10月度マンスリーコラム
「CINRA MAGAZINE vol.15のススメ」
第3回 変えていくための方法論
文:杉浦太一

※CINRA MAGAZINE vol.15は、10月20日に発行し、WEB上で公開します。

「なぜ自分は男/女だと思いますか?」
という質問に対して、身体以外の根拠で説明できる人はいないんじゃないかと思います。あったとしても、それは自分が男/女として生まれて、社会に要請されるがままに生きてきた痕跡がつくったものでしかない。だとすれば、性別に絶対的な根拠なんてないということになります。

今回取材させていただいた上川あや氏は、性同一性障害を持つ方です。上川さんの場合、身体は男性として生まれながらも、女性の心を持っています。性のマイノリティーとして扱われることの苦しさ、悲しさ、矛盾を感じ、区議会議員選に立候補し、今、世田谷区に住む人々の困難や苦しみを克服するために活躍していらっしゃるという、超がつくほどアクティブな方です。

正直に言うとぼくの場合、事態はそんなに深刻じゃありません。おそらく多くの人にとって、今の社会は悲嘆に暮れる程ひどいものじゃないと思います。人が社会をつくり、社会が人をつくっているんだから当たり前です。でも、みんながみんな同じはずはないから、それぞれ程度の差はあれど、社会と自分との間に何らかのノイズが必ずあるはず。それを放っておくと、ほんとにまずい事態になった時に身動きが取れなくなるし、逆を言えば自分が幸せかどうかもわからなくなってしまう、味気ない人生確定。そんなのまっぴら御免です。

自分が望む状況を実現できないことを人や社会のせいにして、何のアクションもしないでウダウダ言うなんて、かっこ悪すぎる。じゃあどうしたらいいのか。どこにどういう形で声を上げていけば「変化」は起こるのか。このインタビューがもし小学校の社会の教科書に載っていたら、日本はもっと面白い人たちばかりになると思うし、当然、今からじゃ遅いなんてことは絶対にありません。

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特集 vol.34「イベントは終わらない3」公開

文:柏井万作

毎晩数え切れないほどの「ライブイベント」が開催されている中で、新宿Motion/MARZという2店舗を中心に、今までとは一風変わったライブイベントが行われている。

今回取り上げた「SWAN SONG COUNCIL」と「CLOSER」は、共にアーティスト自身が、ライブハウスに存在している音楽の魅力を「知らない人に伝えよう」と意識的に取り組んでいるイベントだ。

「良い音楽が評価されない」という葛藤と向かい合った末に、ジャンルや世代とは違う、新しい繋がりを模索し始めた2つのイベントに目を向けた。

・SWAN SONG COUNCIL主宰 鶉野拓人インタビュー
・CLOSERキュレーター 森下真咲(cryv)インタビュー
・「ライブハウス界隈に敢えて苦言を呈す」

web特集vol.34「イベントは終わらない3」第3弾「繋がり」から生まれる可能性


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時事コラム「全裸-zenra-」
No. 145
本屋が潰れる、渋谷が迷う。
文:武田浩和

渋谷という街を好きになれないが、その好きになれない感じが人を呼び寄せるのかもしれない、とは思う。スクランブル交差点で人に巻き込まれ、幾種類にも、数種類にも、二種類にも見えるその渋谷的人種を感じると、嫌悪感と共に中毒性を確かに覚えるのだ。かつての文化的な渋谷が崩壊したと嘆いても、もう違うのだからそろそろね、で構わない。西武パルコ文化の先導は、いつの間にか後に続かなくなったし(パルコへの上り坂がまばらな現状)、ギャルだガングロだってのも、生存中だとしてもブームとしてはもう持ち出せないだろう。渋谷の雑多って、今現在、明確な一点を持たない以上、解析不能という形で許されるのかもしれない。

ブックファースト渋谷店が昨日閉店した。ビルの建て替えというのが閉店の理由だが、渋谷の存在感がまた一つ欠ける寂しさが募る。本屋は時代を反映する。といえば聞こえは良いが、時代を反映させないで構えてしまうと、その構えには誰も飛び込んでこないような商売、それが本屋に違いない。ブックファースト渋谷店は、その諦めと諦めの後のもがきと開き直りが併存していた。それは「渋谷的」が消えた中での渋谷を素直に投影していたように見えた。しかしまあ、この店にいくら払ったんだろうと、店を周回する。最後の周回、やはり寂しい。

1Fの新刊コーナーは、いつのまにかビジネス書が目立つようになった。「渋谷ではたらく社長の告白」が、ヒルズ族の何とかモンと肩を並べ、R25ファイト!俺はあの頃、、、みたいな成功本が脇を固めた頃からだったか。ビジネス本から社会派への流れを「不都合な真実」あたりに任せながら、それなりの教養を延長線上に置く。丸の内の書店なんかだと兎にも角にもビジネス本を埋め尽くしゲンナリするが、例え強引でも流れを作る所に渋谷のプライドと柔軟さを感じたり。2Fの文芸書コーナーは、シーンの動静が見える本棚だった。売れるものを売るだけではなく、売れない外国文学を売ろうと踏ん張ってみたり在庫僅少文庫を意地になってフェア企画として展開したりしていた。そんなフェア台を最後に覗きに行くと、渋谷店で売れた文芸書たちが、走馬灯のように、思い出したかのように陳列されている。ここでも寂しい思い。

この店は、渋谷から文化のエキスを引っ張りだしてムーブメントにするような動力をあえて行使しない本屋のように見えた。中央線沿線の本屋が「中央線的」をどこかで意識するのと正反対だ。巨大デパート書店として、ドンと構えた吸収力こそ魅力だった。それは、本が全部あるぞ、という自信だけではなく、渋谷の皆こんな本を読め!だけでもなく、両方できる「やることやってる趣味人」だった。余裕があった。それが好きだった。閉店半週間前だから「蛍の光」なんかもちろん聞こえない。しかし如何せん閉店する雰囲気がどこからも伝わってこない。最後まで、ブックファースト渋谷店は「やることやってる趣味人」だった。本をいっぱい買って、いつものように巨大デパート書店から追い出される。次来ると、もう無いらしい。

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特集vol.34 「イベントは終わらない3」第3弾「繋がり」から生まれる可能性

特集vol.33 NEXT映像〜教育の現場から〜

特集vol.32 インディーズバンドが世界を巡る

exPoP!!!!! vol.7

特集vol.31 RIPSアンダーグラウンドロックシーンの現在

特集vol.30 生命科学を考える


pick up event
ART
■STUDIO4℃新作映画の展示開催
MUSIC
■SWAN SONG COUNCIL vol.8開催
■花のように presnets「タイムマシーンに乗って Vol.5
■幸せなら手をたたこう-1st Anniversary-(10/20)
■U.F.O.CLUB PRESENTS "Wagu 19"(10/20)
■noble label showcase "constellation"
■kowloon 1st album「infection」release party"newrocks♯4"
MOVIE
■裸over8
STAGE
■15minutes made vol.2
過去ログ
vol.144
vol.143
vol.142
vol.141
vol.140
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