CINRA mail-magazine「真裸」 contents
VOL.146
発行日 2007年10月22日 発行数735部
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2007 10/22 (MON)
from CINRA
3つのリニューアル
文:柏井万作

先週の土曜日10月20日は、CINRA MAGAZINE vol.15の発行、CINRA.NETのリニューアルオープン、exPoP!!!!! volume8の告知解禁と大きなトピックが重なった1日で、休日ながら事務所には嬉しい悲鳴が夜更けまで響いてました(笑)。

ともかく、まずは実際にご覧頂きたいのでサラリとご紹介。

CINRA MAGAZINE vol.15 発行
CINRA.NETリニューアルOPEN!!
exPoP!!!!! 無料化
10/26:トルネード竜巻、swarm's arm、miaou、MUSIC FROM THE MARS
11/29:□□□(クチロロ)、まつきあゆむ
※両公演とも予約定員が迫っておりますので、ご予約はお早めに!

最近、自分の中で「内輪ノリ」というのが1つのキーワードになっています。そのコミュニティー内で盛り上がっただけで終わっていないか、自分や周りを見回してみる。その界隈では親しまれ評価されるけど、一歩外に出れば誰にも知られていないという現状があるのなら、内側だけではなく、外への繋がり方もしっかり考えたい。「あの界隈は何か面白そう」と、外にいる人たちから目を向けられる為にはどうすればいいのかと。

そもそもCINRAは、様々な「界隈」(もちろん単体の場合もある)をその外側と繋いでいきたいからこそ雑誌やイベント、そしてwebサイトを作ってきました。でも、それならばまずCINRA自体が、もっともっと外側へ働きかけないと話にならない。一人でも多くの人と出会って、知ってもらいたいと思うわけです。この3つのリニューアル全て、そんな想いが発端になっています。まだその成果は分からないですが、ともかくこれからもガンガン動き回っていきます。そんなわけで先週も書きましたが、皆様の賛否両論を是非ともお聞きしたいです!気軽にメッセージを送りつけて下さいませ。

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News Of This Week
STAGE
ZAIMにて多彩な講師陣を招いたダンスイベント開催

世界のダンス・シーンで活躍を続ける、伊藤キム氏を校長先生に迎えて、初心者も大歓迎の「みんなのダンス学校!2007」が横浜のアート施設ZAIMにて開催される。

講師に康本雅子を迎えた、40歳以上またはおやじのココロをもった男性を対象にした「おやじダンスワークショップ」や「ダンス100年の歴史を100分弱で語り倒す」と題した乗越たかおによる講義など、豪華講師陣による多彩な企画が行われる予定だ。

初心者を対象としたコースが中心なので、「ダンスなんて縁がない」という方も楽しめるイベントになっている。



MUSIC
exPoP!!!!! volume8詳細発表!

毎月SHIBUYA O-nestで開催している入場無料の音楽イベント「exPoP!!!!!」の第8回目、11月29日の公演内容が発表された。

「exPoP!!!!! volume8」は、坂本龍一らがエイベックスグループと設立した新プロジェクトcommmonsよりメジャーデビューを果たした「□□□(クチロロ)」 と、くるり・中村一義・ナンバーガールらが登場してきた1998年の次世代である“ポスト98世代”の寵児として注目を集めている「まつきあゆむ」の2 組。ともに飛躍が期待されている若手アーティストの2マンライブとなった。

本日より入場の予約受付が開始されている。予定枚数に達し次第、予約受付終了となっているのでご予約はお早めに!



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10月度マンスリーコラム
「CINRA MAGAZINE vol.15のススメ」
第3回 φ in A4 = CINRA MAGAZINE !?
文:井手 聡太朗

最新のCINRA MAGAZINE Vol.15はもうご覧いただきましたでしょうか。全体のデザインから、前号との違いがぱっと見て感じて頂けると思います。
メニューがタブ式だったり、ボタン配置のなど、デザインではWEBのこれらの仕様をインタフェースと呼んでいます。例えばMixiがインターフェースをリニューアルして使った事のある人も多いと思います。はたまた、もう当たり前になったgoogleのような究極にシンプルな仕様、、。このようにデザインのインターフェースはどこにでも潜んでいて、無意識のマウスの軌跡は計算されているのです。
WEB時間というものが存在するとしたら、非常にシビアです。「あれ、このサイトどこを押せばいいんだろう?」そんな経験があると思います。見る人は1、2秒の判断でTVのチャンネルのようにサイトから離れていってしまいます。せっかくいいメッセージを発信していたとしても、通りすぎてしまうのでは意味がありません。クリエーターたちはこのような人間の直感をクリアしつつ、「らしさ」を出すことに努力をしています。

今号のCINRA MAGAZINEのインターフェースのリニューアル裏舞台は「A4の中の黄金比」というコンセプトでした。まず、ディスプレイにA4の紙を乗せたものにしようと思いつきました。そして中身は様々なメッセージやコンセプトが行き交っています。それを意味を歪めることのなく美しく見える黄金比を利用し、全体を分割しました。内容やデザイン共に、この雑誌は紙媒体とWEB媒体の中間の位置です。その思いを込め、インターフェースを作成してゆきました。

気づかれないように、入り込むデザイン。だけれどもそのサイトでしかできないイメージを気づかせる。言葉遊びのような難しいバランスですが、そのような観点からもマガジンをご覧頂き、ぜひご感想をお寄せ下さい!!

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高円宮憲仁親王殿下メモリアル ローザンヌ・ガラ 2007

文:吉田悠樹彦

ローザンヌ国際バレエコンクールはバレエを目指す若者の登竜門となるコンクールだ。メディアで有名な熊哲や吉田都、上野水かはこのコンクールの入賞者たちだ。東京でこのローザンヌ入賞者たちによる公演、ローザンヌ・ガラが開催された。バレエの踊り手たちがコンテンポラリーから古典まで幅の広い表現を披露した。

コンテンポラリーで印象的だったのはショーン・ハウンシル振付の「Territories」だ。木田真理子と児玉北斗がお互いに連なりあいながら鋭い洞察を描き出す。女が動くと男が続けてサポートする―やがて女が身を走らせると男がリフトをするといったように。重なり合う肢体は男女のせめぎあう情念を濃密に描き出した。「Kaori & Lucien」(オリヴィエ・ウェバース)ではチュチュを身につけた中村かおりとリュンアン・ポストルウェイトがナラティヴな情景を描きだす。古典バレエのような役柄を通じた物語ではなく、相互の間の緊張感から立ち上がる物語性を活かした作品だ。中村の優れた表現力に注目したい。クラシックの「くるみ割り人形」(第二幕パ・ド・デゥ)では間や情に流されがちな日本人の表現と異なるピーター・ライト版ならではの踊る肉体を活かした持ち味が目立った。崔由姫は韓国人の踊り手だが、日本人のバレエダンサーにない溌溂とした踊りとフレッシュな肉体で魅せる。佐々木洋平と実に優雅な表現を描き出した。

 ラストはイスラエルのコンテンポラリーダンス作家、オハッド・ナハリンの代表作だ。「Dance」(「Minus16 」からタイトルを取った)では開幕前から舞台の前面に定評のあるバレリーナの瀬島五月が現れる。髪を後ろでたばねたいかつい表情の女がプレスリーなど懐メロと共にコミカルに動くと客席が沸く。やがてパンチが効いた作品がスタート。舞台には幕開け16人の女たちが登場する。舞台上に半円状に椅子が並べられ、振付家のナハリンの出身地であるイスラエルの歌声が流れる。彼らの抑圧された日々も感じさせる声だ。女たちも曲を歌いながら、それぞれ椅子から立ち、激しく動き、椅子に身をしずめる。ダンサーたちは上着や靴などを脱ぎ捨てていく。やがて女たちは客席に降り立つとハウス・テクノミュージックにアレンジされた「Someday Over the Rainbow」が流れ始める。踊り手たちは客席から1人づつ観客を拾って舞台に上げていく。瀬島はあまり踊りに慣れていない男性客をピックアップすると、激しく挑発するように動く。男はあっけにとられながらも次第に踊りだす。上品なバレリーナの竹中優花も見逃せない。竹中は長身のパートナーをピックアップすると優しく相手をリードする。客席からの大きな声援と笑いの中、舞台いっぱいにプロの踊り手とオーディエンスのチークダンスが繰り広げられた。

 この公演で踊った才能たちの活躍は次世代に挑戦する若者たちへのメッセージといえるだろう。
(8月18日 青山劇場)

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時事コラム「全裸-zenra-」
No. 146
亀田批判の批判を少々
文:武田浩和

亀田一家に関して、このメルマガで何度かに渡って擁護してきた。その理由を「言動がどうだとか弱い相手とばっかり戦っているとか言われるものの、そうは言っても負けてないじゃん」に集約させた。ボクサーとして、まだ負けてないという事実は、それだけで許される部分が大きいと思ったのである。さて、亀田大毅がああいう負け方をした。となれば、(書き改める、ではなく)書き加えておかねばならないだろう。

試合を生中継で観てはいない。翌朝のワイドショーでダイジェストを観た限りでは、さぞかし不細工な試合だったようで、各種コメンテーターは「だから言っただろ」の思いを呆れ顔からこぼれる笑みとして反映させていた。しかし、酷い有様ではあった。レスリングと思しきプレイ、目を突く反則行為、こりゃまぁマズいでしょう。水を得た魚のように非難が嬉々として噴出するのは当然だし、その批判を甘んじて受けるべき内容だった。処分が相応かどうかその多少にそれぞれの見解はあるだろうが、まずは甘んじて受けるという態度で臨み、さあその後どうするのかという論議に移れば良いのだろう。

気になるのは、この試合での横暴が、「安直に、ストレートに、」父親の教育論や父子の素行に繋がっていくやり方である。人を丸ごと否定する事への躊躇が全く感じられないのだ。ここまでくるともうレッツゴーだぜぃ、という一斉攻撃への突入具合が、少し離れて傍観するだけでゾッとするほど異様に見えてくる。メディアは解析しやすい敵を欲する。ラクチンに勝てなければ勝負しない(おっと、君らの言う<亀田的戦略>と同じじゃないか!)。そして、その敵は一人いればいい。サッチーかもしれないし、安倍首相かもしれないし、思い出したかのように和泉元彌かもしれない。今回は亀田、というわけである。ボクシングというスポーツの神性を肴に、それを持ち出しただけに留まらせ、人格否定に飛躍していく。父子への雑な非難は、亀田一家の雑な事後対応にどこか似てしまっている。

相手の内藤選手が試合後、亀田一家への異議を露骨に表した。メディアはそれに乗っかって内藤選手を画面に引っ張りだし、ほら、怒ってるだろとその異議に便乗した。しかしどうやらそれが「試合中の横暴」についてのみであって、今後の亀田大毅に対して「実力のある選手だから頑張って欲しい」と優しく声をかける内藤選手の心持ちに気付くと、美味しい素材では無くなったと判断したのか、内藤選手はとりあえず置いてけぼりにされた。丸坊主でうつむき数分で退席した記者会見に比べて、翌日亀田が内藤選手に謝罪した記事が明らかに目立たなかったのが、その「美味しさ」を早々と見切った証拠である。(書き改める、ではなく)書き加えた所で、いい加減な物言いの賞味期限を意地悪く監視したい。

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特集vol.34 「イベントは終わらない3」第3弾「繋がり」から生まれる可能性

特集vol.33 NEXT映像〜教育の現場から〜

特集vol.32 インディーズバンドが世界を巡る

exPoP!!!!! vol.7

特集vol.31 RIPSアンダーグラウンドロックシーンの現在

特集vol.30 生命科学を考える


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ART
■SPACE FOR YOUR FUTURE ーアートとデザインの遺伝子を組み替える
■六本木クロッシング2007
MUSIC
■CINRA presents EXPOP!!!!! vol.7
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■Limited Express (has gone?) presents "LEVEL 1"(10/25)
■recommuni PRESENTS " rhizome - rhythm FINAL"
■青山月見ル君想フ 3rd Anniversary 月桃乃 森〜オトユレル〜"
MOVIE
■第20回東京国際映画祭開催
STAGE
■みんなのダンス学校2007!
過去ログ
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2007 10/22 (MON)