今年で3回目を迎えるこの日本最大級のアートフェアには108もの画廊が参加している。古美術からコンテンポラリーアートまで・・・
アメリカ文学研究者、翻訳者として知られる柴田元幸氏が責任編集をつとめる新文芸誌『モンキービジネス』が4月19日に創刊される・・・
CINRA的 2007年演劇キーワード TOP10
2007年の演劇界を駆け抜けた10個のキーワードをランキング形式でご紹介。あの劇団、あの作家、あの劇場、あのイベント。編集部が選んだトップ10は、2008年も要注目です!
2008.4.30 (wed) CINRA presents「exPoP!!!!! volume13」 Shibuya O-nest OPEN 18:30 / START 19:00 ENTRANCE FREE (without 2Drinks)
出演: FLEET COMA* プリングミン ツチヤニボンド OPENING ACT: 快快(faifai/ex.小指値)
CINRA PRESENTS exPoP!!!!!
vol.169
vol.168
vol.167
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コラム「全裸-zenra-」No. 170
かなりやばい、KY
文:たけだひろかず
KYって何の略と聞かれたので、窪塚洋介と答えておいたのだが、あながち間違いでもないなと後々笑いがこみあげてきた。しかしそうなると考えなければならないのが、「空気読まない」なのか「空気読めない」なのか、そのどちらなのかという問題であって、窪塚自身は「空気読まない」で押し通しているつもりなのかもしれないけれども、大半の受け手には「空気読めない」なのであって、この乖離が度重なると、ああどこかへ消えてしまうのだYO!PEACE! お笑いにおいても同じような事が言えて、「笑わせる」と「笑われる」は全く異なるアプローチなのであり、「笑わせる」芸人は「笑われる」芸人との混色を嫌う。お笑いブームが来ていると言われているが、そのうち間引きされ洗練されていくのだろうと待ち構えていても、一向にその気配はなく、プロデューサーから昨日言い渡されたようなネタと奇天烈な格好で一言ネタをやっていればある程度「笑われる」という「エンタの神様」みたいな番組が、当人たちから「笑わせる」という顔をして放たれてくると、この一文字の差は圧倒的な退屈に変貌する。 女子中学生が読むローティーン雑誌をいくらか開いていたのだが、「リアル中学生白書」なる特集が組まれていて、ピンキーでキラキラしたレイアウトに目を傷めつつ読み込めば、徹底した平均値化に当人たちの辛労を思わずにいられなくなった。「心友(親友、ではなくこう表す)は何人?」に「3.5人」、「今、恋してる?」に「74%」、「お小遣いは?」に「¥1835」、そこからグイグイと、お昼休みに何してるか、家帰ってテレビをどれくらい観ているか、お風呂はどれくらい入るの、メールってどれくらいの頻度なの、最近ハマってるお菓子は、立て続けに平均値が明示される。心友を数えて3人ならばちょっと少ないと不安になるのだろうし、お小遣いが3000円ならば、これは心友には言えないなと事実を隠し込むのだろう。ただただ、めんどくさそーだな、と適当に疲弊する。それでもってこの段階から個性的になりたいと喚き出す回路に不可解さを覚える。
空気なんか読まなくていいんだよ、っていうアンチも、もはや空気が読めていない。これも間違いだと思う。空気って読まなきゃいけない。葬式で笑ってはいけない、上司の話を聞きながら鼻をほじってはいけない、ここら辺のレベルからどこまで下って空気を読んでいくかという問題は必ず潜んでいるのであって、KYなどと略してザックリ使ってしまうのがもっとも空気読めないやり口のはず。しょーもないことを平均値化して、デリケートな部分を標語にする。どこかのKYさんが声高に叫んでいた実像に欠ける「LOVE&PEACE」のようなもので、言葉の分かりやすさに頼ったあれこれが詰まらない。花見をしていて、ふと思ったのです。複雑なものの重箱のスミを踏ん張って美化して、慎ましく嗜むほうがいいじゃんか、みたいな。
「まあいいや」って思ってません?
文:柏井万作(CINRA MAGAZINE編集長)
先月末ですが、CINRA.NETにて映画『靖国 YASUKUNI』の李纓(リ・イン)監督のインタビュー記事を掲載しました。取材決定時にはその映画が上映されるであろうことを疑いもしなかったのですが、新宿バルト9が上映取りやめを発表した後、銀座シネパトス、シネマート六本木、Q-AXシネマ、シネマート心斎橋など、上映を予定していた全館が上映の取りやめを決定し、一時は「上映中止」状態に。しかしその後、混乱を避ける為に館名非公表にて、21館での公開が決定しました。 映画館が発表した上映取りやめの理由は、「問題が起きる可能性もあってお客様やテナントに迷惑をかけるかもしれない」というような内容で、シネマート六本木は、実際に街宣車や電話による抗議活動があったことも公表している。
CINRAスタッフが取材時に宣伝担当者から聞いた話によると、『靖国 YASUKUNI』の試写を終えて敏感に反応するのは若い人が多いらしく、「若い人たちの方が、右とか左とかじゃなくてニュートラルな視点で感じようとしていると思いました」という。それはぼく自身の皮膚感覚にも近く、中国人が「靖国神社」をテーマにしているからといって問題視するのも、公開すること自体に抗議するのも理解できません。理解できないけど、「理解できない」意見を持っている人達がいるのは分かるし、それを「理解できない」と切り捨てるだけではいけないのもよく分かる。『靖国 YASUKUNI』上映を巡る一連の問題が語っているように、日本がこうしたテーマとなかなか向き合おうとしないことが、映画『靖国 YASUKUNI』が生まれた要因にもなっているし、考えず、向き合わなければこれからもこうした問題が何度も繰り返されるのだろう。 このメルマガを読んで下さった方は、ぜひ監督のインタビュー記事を読んで、『靖国 YASUKUNI』を観て、その上で考えてみてください。ぼくは相当、考えさせられました。
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