CINRA.NET MAIL MAGAZINE

PICKUP NEWS

CINRA MAGAZINE vol.17が発行&web公開、特集は「たのしい批評」


今回発行された『CINRA MAGAZINE vol.17』は、「批評」をテーマにした特集「たのしい批評」の他、「CINRA ARTICLES」という連載・読み切りコンテンツの掲載枠を新設。

その他、音楽・アート・映像などの作品付きアーティスト紹介コンテンツ「ARTIST INDEX」では総勢23組のアーティストを紹介。配布されているCD版『CINRA MAGAZINE』は、「ARTIST INDEX」の音楽枠で紹介した12組の音源をCDプレイヤーで聴けるコンピレーションCDにもなっている・・・

入場無料のコミュニティ・スペース『ICC・オープン・スペース 2008』開催、岩井俊雄、佐藤雅彦らが出展
会場では岩井俊雄による新しいインターフェースを持つ楽器「TENORI-ON」や、佐藤雅彦+桐山孝司によるプロセス体感型インスタ・・・
『爆音映画祭』にてトクマルシューゴ、テニスコーツらがライブ、セレクトした映画の上映も

5月17日からバウスシアター(東京・吉祥寺)にて開催される『爆音映画祭』のイベントとして、ライブと映画上映がセットになった上映が・・・

世界の映画界の巨匠が「映画館」をテーマに短篇作品、北野武、ウォン・カーウァイ他
世界中の映画監督33人が「自分にとっての映画館」というテーマのもと、3分間の作品を制作。これらを集めた短篇オムニバス作品・・・

NEW CONTENTS

アーティストファイル

高橋昂也

高橋昂也
FUJI ROCK FESTIVAL '07や、METAMORPHOSE '06など主要な夏フェスにも出演し、1stアルバムをリリースした彼らにインタビューした。

インタビュー

group_inouインタビュー

group_inouインタビュー
FUJI ROCK FESTIVAL '07や、METAMORPHOSE '06など主要な夏フェスにも出演し、1stアルバムをリリースした彼らにインタビューした。

BACKNUMBER PICKUP

vol.1 webなど見るな、本を読め!

特集 vol.1 webなど見るな、本を読め!
・ネットなのか、本屋なのか
・「1000円で30分、BOOK OFFで私はこれを買った」
・ブックカバーDOWNLOAD
・「最近の早大生は本読んでますか?」

CINRA MAGAZINE PICKUP

問題児、鹿野淳のジャーナリズム

問題児、鹿野淳はロッキング・オンを退社後、自ら会社を興して音楽雑誌「MUSICA」を創刊した。果たして今度は何を目論んでいるのだろうか?

 

NEXT exPoP!!!!!


2008.4.30 (wed)
CINRA presents「exPoP!!!!! volume13」
Shibuya O-nest
OPEN 18:30 / START 19:00
ENTRANCE FREE (without 2Drinks)

出演:
FLEET
COMA*
プリングミン
ツチヤニボンド
OPENING ACT:
快快(faifai/ex.小指値)

CINRA PRESENTS exPoP!!!!!

 

COLUMN

コラム「全裸-zenra-」No. 172

許容・捏造・共感

文:たけだひろかず

「何かをためこまないようにね、あたしもそれだけは気を付けるから」、月に一回くらい会ってるのかな、おばちゃん同士の集いの別れ際におばちゃんがおばちゃんに向かって言う。「そうよね、そうじゃないとね、」と続けた所で電車のドアが閉まる。やたら静かだった車内、ほぼ全員が聞いていたであろうその会話の後に流れる、フムフムという空気。閉まったドアの向こうでおばちゃんがまだ何か話しかけている。中でおばちゃんがウンウンウンと頷く。電車が動き出すと、おばちゃんの顔に今日は楽しかったわーという余韻が残る。何かをためこんでいたおばちゃんが何かを吐き出してきたんだろうと思うと、その派手な原色を使い込んだ衣装を許してしまう。

この時期の週末の渋谷なんてのは学生の新歓コンパだらけで、道端に群がってはサークル名を書き込んだボードを掲げて、ハイこっちねーと誘導しては「同業他社」と鉢合わせてダンゴ状態になってもうどこからどこまでが分かんねーな両方一緒にやっちゃうかガハハハなどと喚いてはこちらの行く手を阻んでくれる。かき分けてみれば、すっかり溶け込んでいる集団もいれば、始まる前だからか未だポツンと引きつった笑いを披露している人も多く、その状態を懐かしいなあと思った途端にそんな経験すら持ててないじゃんと記憶の捏造を正し、この手のアクティブさはいつ発動すべきだったのかと一通り諦めたくせに思い悩んでみるのであった。

もう体が、例えばそう、大人数の同年代とか、キャハハハと笑う女子集団辺りを拒むのであった。それって年取ったじゃ片付けられないシコリなのであって、その成分解析を急いでいるのだが、まあちっとも分からないので早速ほっぽらかしにしてしまう。

修学旅行の班行動と思しき6人組を見つける。男子3人に女子3人だ。誰にとっても「人生初めての合コン」とはこの班行動ではないかと思うのだが、写真を見て分かるとおり、完全に女子が男子を引率している。えーめんどくせーよと言いながら、それなりに女子の顔色を伺いながら盛り立てて笑いをとっている男子。地図を広げて原宿へはどうやって行けばいいのだろうと女子が迷っているので「あーこっちですよー」と教えてあげると、余計なことすんなよと男子の視線。久々に心から反省。大人ぶるやり方を間違えてないかと自分で自分の頬っぺたを引っ叩いた上で、浴びておきながらその視線に共感。うん、僕忘れてないよと視線を返すのでありました。

EDITOR'S NOTE

CINRA MAGAZINE vol.17発行しました

文:柏井万作(CINRA MAGAZINE編集長)


この三ヶ月間の血と涙と汗の結晶、CINRA MAGAZINE vol.17を発行しました。配布予定店舗さんにも順次並んでいると思いますので、是非とも手に入れてください!

先週も簡単に触れましたが、特集「たのしい批評」は、既存の批評が抱えてしまっている悪いイメージを解きほぐしつつ、批評の魅力や重要性について考えた特集です。「批評」って、誰もが日常で行っているコミュニケーションにも存在しているものなので、きっとあなたにも楽しんで頂けるはず。まずは是非「introduction」から読んで頂けたら嬉しいです。

そして今号は、15号から2号ぶりにインターフェースのリニューアルをしました。アートディレクター井手氏が真心込めた渾身のインターフェースです。手前味噌ですが、動作もかなり軽くなり、触れたりページが遷移する際にも細やかな配慮が行き届いて、かなり使い心地が良くなっていると思います。

特殊な雑誌なので他に参考例もないのですが、皆さんから頂いたご意見をどんどんと反映させていきたいと思いますので、内容やインターフェースについてなどなど、ご意見をお待ちしています!

そして連載・読み切りを掲載した「CINRA ARTICLES」では、上で毎週コラムを書いてくれているたけだ氏の新連載「『フジワラノリ化』論」や、松本香織氏によるインタビュー連載「巨匠ism」、そしてCINRA MAGAZINEのデザイナー陣による連載「ツクルの実験室」などなどを掲載。たけだ氏と松本氏の連載はどちらも気合い充分のビッグボリューム(果たして全て読めるのか!?)ですが、その分とっても濃い内容になっているので、文字と向かい合う気概のある方は是非とも! 損はさせません。

スタッフ一同、皆さんよりのお便りを心待ちにしていますので、CINRA MAGAZINE vol.17の読後に現れるアンケートフォームからお気軽にお便りを頂ければ幸いです!

CINRA MAGAZINE vol.17

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