あなたは大切な人を、どう「おくり」ますか? 納棺師を描く『おくりびと』

遺体を棺に納める「納棺師」という職業をテーマに描く、異色の感動作『おくりびと』が、9月13日(土)より、丸の内プラゼールほか全国で公開される。

一見地味で触れ難いイメージの職業をテーマにしながらも、ユーモアを絶妙に散りばめ、愛すること、生きることを描いた本作。監督は『木村家の人々』『僕らはみんな生きている』『バッテリー』『壬生義士伝』で、感動作を作り上げた滝田洋二郎。

求人広告を手にNKエージェントを訪れた主人公・大悟(本木雅弘)は、社長の佐々木(山崎努)から思いもよらない業務内容を告げられる。それは「納棺」、つまり遺体を棺に納める仕事だった。妻の美香(広末涼子)には冠婚葬祭関係の仕事と偽り、見習いとして働き出した大悟だったが…。

本作は映画作品として各界から絶賛の声が届いているが、CINRA.NETでもたびたび取り上げている、さそうあきらによる同名漫画作品にも注目だ。その内容の良さに映画という枠を飛び出し、多方面にも広がりを見せる本作だけに、その感動をまずはスクリーンから体感しないわけにはいかないだろう。

『おくりびと』
9月13日(土)より、丸の内プラゼールほか全国ロードショー
監督:滝田洋二郎
脚本:小山薫堂
音楽:久石譲
出演:
本木雅弘
広末涼子
山崎努
余貴美子
杉本哲太
ほか

2008年/日本/カラー/130分/
配給:松竹

(画像:© 2008 映画「おくりびと」製作委員会)

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