演劇界の鬼才・KERAの新作映画『罪とか罰とか』が2009年春に公開、成海璃子や永山絢斗ら出演

ケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下、KERA)監督3作目となる映画『罪とか罰とか』が、2009年春に公開される。

ひょんなことから「一日警察署長」となった売れないグラビアアイドル、アヤメ。偶然にも、思い続けていた元カレ・春樹と再会したことで、戸惑いを隠せない。しかし、春樹にはアヤメだけが知る秘密があった。そして大事件が起こり事態は意外な方向へと進んで行く…。

主演は本作が本格コメディ初挑戦となる成海璃子。ドラマ『瑠璃の島』や『ハチミツとクローバー』、映画『神童』などでの正統派美少女としての輝きから一変、崖っぷちグラビアアイドルの悲壮感を漂わせ、頭をど突かれたり鼻血を出したり。まさにKERA作品的なヒロイン像を体当たりで演じ、コメディエンヌとしての魅力を存分に開花させている。

アヤメの元カレ・春樹役には、人気急上昇中の俳優、永山絢斗。このほか、KERA作品には欠かせない犬山イヌコ、大倉孝二、山崎一、奥菜恵ほか、安藤サクラ、市川由衣、佐藤江梨子、六角精児、高橋ひとみ、串田和美、麻生久美子、石田卓也ら豪華キャストたちが超個性的キャラで続々登場する。

監督のKERAは劇作家・舞台演出家として劇団『ナイロン100℃』をはじめとする多数の公演に関わっており、そのハイセンスかつブラックな笑いの世界にはファンが多い。映画監督・脚本家としては、『1980』(2003年)でデビュー。本作は『グミ・チョコレート・パイン』(2007)に続く劇場用映画第3作目となっており、すべてにおいて計算され尽くされたKERA流ブラックコメディは、1カットたりとも目が離せない。

『罪とか罰とか』

2009年春、シネマライズ、テアトル新宿他にて全国順次公開

監督・脚本:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
音楽:安田芙充央
主題歌:“MATERIAL WORLD”Sowelu(DefSTAR RECORDS)

キャスト:
成海璃子
永山絢斗
段田安則
犬山イヌコ
山崎一
奥菜恵
大倉孝二
安藤サクラ
串田和美

配給:東京テアトル

(画像:©「罪とか罰とか」製作委員会)

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