銀座・伊東屋の本館9階ギャラリーで、『イラストレーション2009 ザ・チョイス大賞展』が2月23日(月)まで開催されている。
「ザ・チョイス」は、玄光社が発行する雑誌『イラストレーション』の誌上コンペで、イラストレーターになるための登竜門とされている。毎号異なる審査員が一人で入選作品を選ぶのが特徴となっており、年末にはその年の審査員全員で年間に選出された全ての入選作品を審査し、年度賞受賞者を決定する。2008年度の審査を担当したのは、平川彰(幻冬舎デザイン室・室長)、松尾たいこ(イラストレーター)、山口晃(画家)、松浦弥太郎(暮らしの手帖・編集長)、安西水丸(イラストレーター)、葛西薫(アートディレクター)の6名。
本展では、年度賞の「大賞」に見事輝いた東才子の作品を含め、2008年度の入選者58名全員の原画(計99点)と、作家ごとの作品ファイルを鑑賞できる。各審査員のコメントを載せたパネルも展示されており、見方の違いなどが感じられるので、こちらも見所。なお、会場では、2008年度の『イラストレーション』のバックナンバーや、イラストレーション関連書籍の販売も行っている。
『イラストレーション2009 ザ・チョイス大賞展』
2009年2月11日(水)~23日(月)
会場:銀座伊東屋 9階ギャラリー(東京・銀座)
時間:10:30~19:00(日~火)、10:30~20:00(水~土)※最終日は18:00まで
料金:無料
(投稿:天沢もとき)