中国人アーティストのアイ・ウェイウェイ、森美術館で新作含む過去最大級の個展開催

中国のアーティスト、アイ・ウェイウェイ(艾未未)による個展『アイ・ウェイウェイ展−何に因って?』が、7月25日(土)より森美術館(東京・六本木)にて開催される。

アイは、ドイツで行われるアートの祭典『ドクメンタ12』における1001人の中国人が参加した『童話』プロジェクトや、2008年北京オリンピックスタジアム「鳥の巣」の設計を手がけたヘルツォーク&ド・ムーロンとのコラボレーションなどで、国際的に高い評価を得ているアーティストだ。

本展では1990年代以降の主要作品を中心に、新作6点を含む26作品を展示。立体、映像、新作インスタレーションにいたるまで幅広く作品の発表を行う。

ちなみに、サブタイトルの「何に因って?」は、アイにとって現代美術への入口となったジャスパー・ジョーンズの同名の作品に由来。制作の背景に編み込まれた美術的、文化的、歴史的な文脈の相互関連性が、展覧会を通して紐解かれることを示唆している。

『アイ・ウェイウェイ展−何に因って?』

2009年7月25日(土)~11月8日(日)
会場:森美術館
時間:10:00~22:00
※火曜日は17:00まで
※9月22日(火)、11月3日(火)は22:00 まで
※いずれも入館は閉館時間の30分前まで

休館日:無休
料金:一般1,500円 学生(高校・大学生)1,000円 子供(4歳~中学生)500円
※本展のチケットで「MAMプロジェクト009:小泉明郎」展、展望台 東京シティビューにも入館可(スカイデッキは別途300円)

(画像上:《中国の地図》2004年 清時代の寺院に使用されていた鉄木(1644-1911)高さ51cm、o200cm © FAKE Studio、画像中:《コカ・コーラの壺》1997年 唐時代の壺 (206BC-24AD)、塗料 24cm, o18cm © FAKE Studio、画像下:《フォーエバー自転車》2003年 自転車42台 高さ275cm、直径450cm © FAKE Studio)

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