谷根千エリアの猫が続々登場する鈴木卓爾監督作品『私は猫ストーカー』、特別上映も

現在公開中の鈴木卓爾監督の初長編『私は猫ストーカー』。同作の公開を記念した鈴木卓爾監督作品のお蔵出し作品特別上映が行われる。

『私は猫ストーカー』は、イラストレーター浅生ハルミンの同名エッセイが原作の映画。古本屋でアルバイトをする主人公・ハルの日課は、野良猫の後を追う「猫ストーカー」。古本屋の老夫婦や、同僚の真由子に囲まれながらゆるやかな日々を送っていたハルだったが、古本屋の飼い猫であるチビトムが突然姿を消してしまう。チビトムが支えていた人々の間を埋めるべく、ハルはチビトムを探しはじめるのだった。

主人公・ハルを演じるのは『さよならみどりちゃん』で国際映画祭主演女優賞を受賞した星野真里。さらに酒井真紀、宮崎将、江口のりこ、徳井優らが名を連ねている。

そして、キャストやストーリーももちろん同映画の魅力だが、注目したいのは登場する猫達だ。物語の鍵を握るチビトムを除く20匹を超えるこの猫達は、実際に谷根千や不忍池周辺に暮らしており、自然体の名演技を披露している。

7月17日と7月21日に行われる公開記念イベントでは、鈴木卓爾監督の高校時代の幻のデビュー作『街灯奇想の夜』と、『ウォーターボーイズ』を手がけた矢口史靖監督とのプロジェクト『ワンピース』からの近作3作品、計4作品を上映。両日とも鈴木卓爾監督のトークも行われる。

CINRA.NET > 『私は猫ストーカー』 鈴木卓爾監督×星野真里インタビュー

（©2009 浅生ハルミン／『私は猫ストーカー』製作委員会）

関連リンク

• 映画『私は猫ストーカー』公式サイト
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