服部一成の一貫したグラフィックの魅力、広告から美術展デザインまで網羅した個展

キユーピーハーフの広告などを手がけるグラフィックデザイナー・服部一成による『服部一成二千十年十一月』が、東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーで11月27日まで開催されている。

これまで服部は、雑誌『here and there』『真夜中』などの斬新なアートディレクションや、文字や幾何学的な造形が印象的なブックデザイン、絶妙なバランス感覚を生かした美術展関連のデザインなど、さまざまなメディアで活動してきた。それらの作品は一貫してグラフィックならではの魅力に満ち溢れており、近年は個展やグループ展での実験的な作品の発表も続き、新しい表現の可能性を追求している。

同展では、そんな服部のこれまでの代表的な仕事と、同展のためのオリジナル作品をあわせて紹介。まさに今現在の服部を作品から垣間見ることができるだろう。また、同展にあわせて、書籍『gggBooks-95 服部一成』が刊行されるのでこちらもぜひチェックしてみて欲しい。

第292回企画展
『服部一成二千十年十一月』

2010年11月4日(木)~11月27日(土)
会場:東京都 銀座 ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
時間:11:00~19:00(土曜は18:00まで)
休館日:日曜、祝祭日
料金:無料

『gggBooks-95 服部一成』

2010年11月4日発売
著者:服部一成
価格:1,223円(税込)
販売:株式会社DNPアートコミュニケーションズ

(画像:©服部一成)

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