ゲストに菊地成孔迎えるNY鬼才ハンラハン来日公演、直前リハをUst配信＆新作リリース

アメリカ・ニューヨークの前衛音楽家キップ・ハンラハンの来日公演が、12月7日から9日まで東京・表参道のBlue Note Tokyoで開催される。

ニューヨークのブロンクスで生まれ育ったハンラハンは、ラテン音楽とジャズを基盤とし、多岐にわたる活動を展開しているアーティスト。1981年発表の1stアルバム『COUP DE TETE』は、ブライアン・イーノによるコンピレーション『NO NEW YORK』と共に、ニューヨークアンダーグラウンドシーンを世界に知らしめた作品として知られる。また、自身の主宰レーベルから発表された、アストル・ピアソラの最高傑作と称される「アメリカン・クラーヴェ3部作」のプロデュースを手掛けている。

今回の来日公演では、ゲストに菊地成孔（DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN、NARUYOSHI KIKUCHI DUB SEXTET）と、ピエール・バルーを父にもつ女性アーティスト、マイア・バルーが参加。2007年にリリースされたアルバム『ビューティフル・スカーズ』の世界を再現するという。

なお、同公演の直前リハーサルの模様が12月6日14:00頃からUstreamで生中継される。さらに、同日の21:00から再配信も実施する。

また、ハンラハンのニューアルバム『AT HOME IN ANGER, which could also be called IMPERFECT, happily』が、2012年1月18日にリリースされる。来日公演にも参加するブランドン・ロスをはじめ、1stアルバム以来の参加となるルーシー・ペナデスをゲストに迎え、英語とスペイン語による短編映画集のような叙情的な物語性豊かな作品になっているとのこと。

キップ・ハンラハン
『AT HOME IN ANGER, which could also be called IMPERFECT, happily』

2012年1月18日発売
価格：2,500円（税込）
ewac-1061

1. Vida Sin Miel
2. Gift（No Woman Knows）
3. Another Autumn Forms
4. Como en Vietnam
5. No Baby（1）
6. The Savage Dawn In Her Glance（Music and Autobiography）
7. Suenos da Vida Colonial
8. Kuduro of Assassins and Laughter
9. Obviously Spring（Evora）
10. You Play With The Night With Your Fingertips
11. Unfinished Dawn
12. At Home in the Night
13. War News From Inside the City
14. Shadow of the Unfinished Dawn
15. Unfinished Dusk
16. Clean Charm Amongst Evil
17. Need
18. No Baby（2）

（画像上：キップ・ハンラハン、画像中：菊地成孔、画像下：キップ・ハンラハン『AT HOME IN ANGER, which could also be called IMPERFECT, happily』ジャケット）

関連リンク

• KIP HANRAHAN-キップ・ハンラハン Blue Note Tokyo 公演詳細ページ
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