舞踏家・大野一雄の追悼上映会『追悼 大野一雄 2012「KEEP ON DANCING！」』が、5月26日から東京・ポレポレ東中野で開催される。
2010年に103歳で死去するまで、日本の舞踏に大きな功績を遺した大野。昨年に引き続き開催される同上映会では、大野が生前に出演した映像作品が上映される。
上映作品は、歩行不能状態から回復し、再び舞台に立った大野の姿を収めた大津幸四郎の『ひとりごとのように』をはじめ、原風景とも言える北の地で舞い踊る大野を捉えた『魂の風景～大野一雄の世界』、オノヨーコや内科画廊のドキュメンタリーを撮影した長野千秋監督が大野の内面の軌跡を描いた1969年の『O氏の肖像』、映画『ヘカテ』などで知られるダニエル・シュミット監督が東京・晴海埠頭を舞台に撮影した『KAZUO OHNO』の4作品。上映スケジュールなどの詳細はポレポレ東中野のオフィシャルサイトで確認しよう。
また、初日には大野一雄の息子で舞踏家・演出家の大野慶人によるステージも行われる。
『追悼 大野一雄 2012「KEEP ON DANCING！」』
2012年5月26日（土）～6月1日（金）21:00～
会場：東京都 ポレポレ東中野
上映作品：
『ひとりごとのように』（監督：大津幸四郎）
『魂の風景～大野一雄の世界』（演出：平野克己、撮影：大津幸四郎）
『O氏の肖像』（監督：長野千秋）
『KAZUO OHNO』（監督：ダニエル・シュミット）
料金：当日1,200円 学生・シニア1,000円
※リピーター割引あり、同特集上映の半券提示で1,000円
（画像上から：『追悼 大野一雄 2012「KEEP ON DANCING！」』メインビジュアル、『ひとりごとのように』©N.IKEGAM、『魂の風景～大野一雄の世界』©N.Ikegami、『O氏の肖像』 写真：ボブ・藤崎、『KAZUO OHNO』 Photo：樫部孝史）
