フィンランドのライフスタイルブランド「マリメッコ（marimekko）」の代表的な作品を多く生み出したデザイナーのマイヤ・イソラの生涯と作品を紹介する書籍『マイヤ・イソラ Maija Isola マリメッコを輝かせた、伝説のデザイナー』が、11月8日に刊行された。
1927年に生まれたマイヤは、マリメッコ社のトレードマークとして知られる花をモチーフにした「ウニッコ」をはじめ、約40年間にわたり500点以上の作品をマリメッコに残したテキスタイルデザイナー。一生を通じて創作に力を注ぎ、大胆で独創性に富んだテキスタイルの数々を生み出した。
同書では、マイヤの想像力の源になった幼少時代のエピソードや、マリメッコの創始者であるアルミ・ラティアとの出会い、テキスタイルが生まれる際の背景やこだわりまで、マイヤが手掛けた作品の魅力と、彼女自身の生き方そのものを写真などを交えながら丁寧に紹介。今は見る事のできない1950年代の初期の作品から、娘との共同制作など晩年までの作品をシリーズや年代に沿って数多く掲載するほか、マイヤのスケッチやマリメッコのカタログ、テキスタイルの基になった絵画なども収録。マリメッコファンはもちろんデザイナーも必見の内容となっている。
『マイヤ・イソラ Maija Isola マリメッコを輝かせた、伝説のデザイナー』
2012年11月8日発売
価格：2,520円（税込）
発行：パイ インターナショナル
（画像1枚目：『マイヤ・イソラ Maija Isola マリメッコを輝かせた、伝説のデザイナー』表紙、画像2枚目以下：イヤ・イソラ Maija Isola マリメッコを輝かせた、伝説のデザイナー』より）
