永作博美×タナダユキ監督『四十九日のレシピ』新ビジュアル公開＆主題歌は安藤裕子

2013.07.10 Wed

11月9日から全国で公開されるタナダユキ監督の新作映画『四十九日のレシピ』から新ビジュアルが公開。また、主題歌を安藤裕子が担当することも発表された。

伊吹有喜の同名小説をもとにした同作は、『百万円と苦虫女』『ふがいない僕は空を見た』などで知られるタナダ監督が描く家族の物語。亡くなった母の「幸せに生きるためのレシピ」を通じて、残された家族たちが人生について考え直し、前進していく姿が描かれる。

今回公開されたビジュアルでは、東京から戻ってきた主人公・百合子を演じる永作博美と百合子の父・良平役を演じる石橋蓮司に加え、日系ブラジル人・ハル役を演じる岡田将生、不思議な少女・イモ役を演じる二階堂ふみ、百合子の夫・浩之役を原田泰造らの作中での姿が確認できる。

また、安藤裕子による主題歌は、ハワイの鎮魂歌に安藤自身による日本語歌詞を書き下ろした“Aloha oe”になることも発表。安藤が映画の主題歌を担当するのは、2007年の『自虐の詩』以来約6年ぶりになるとのこと。

安藤は主題歌について「アロハオエ。さよならも愛してるもこの一言で伝えられる。今回この曲を歌って欲しいと言われた時、最初はとても戸惑いました。ハワイアンなんて知らないんだもの。ハワイアンバンドをやっていた父に思わず連絡してしまった。だけど本編を見て、歌える。そう思いました。毎日毎日、多くの人が大切な人を失い泣いている。そしてゆっくり前に進んで行く。私だってそう。だから歌えたんだと思います。またいつかどっかで会えるんだろう」とコメントしている。