19世紀イギリスの唯美主義を約140点から紹介する展覧会『ザ・ビューティフル』

展覧会『ザ・ビューティフル―英国の唯美主義1860-1900』が、5月6日まで東京・丸の内の三菱一号館美術館で開催されている。

様々な様式と芸術理論が乱立する19世紀半ばの英国では、古い慣習や堅苦しい約束事から解き放たれて「新たな美」を見出したいという強い欲求から、「芸術のための芸術」を唱える唯美主義者たちが登場した。視覚的、触覚的な悦びを重視する唯美主義の傾向は、日用品のデザイン改良運動と一体化し、一般家庭の室内まで美しく刷新したという。

同展は、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の所蔵品を中心とする油彩画、版画、家具、工芸、宝飾品など約140点から構成される。ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティからアルバート・ムーア、オーブリー・ビアズリー、オスカー・ワイルドらが追求した美のと悦楽の世界を紹介する。

イベント情報

『ザ・ビューティフル―英国の唯美主義1860-1900』

2014年1月30日(木)~5月6日(火)
会場:東京都 丸の内 三菱一号館美術館
時間:10:00~18:00(祝日を除く金曜日は20:00まで)
休館日:月曜(4月28日と5月5日は18:00まで開館)
料金:当日 大人1,600円 高校生・大学生1,000円 小中学生500円

『三菱一号館美術館presents MUSIC@MUSEUM 女性のための、おいしい夜アソビ。 VOL.2』
2014年2月27日(木)18:00開場
会場:東京都 丸の内 三菱一号館美術館 Café1894
定員:36組72名様(2名1組でお申し込みください)
料金:女性ペア10,000円(1人あたり5,000円)

(画像:アルバート・ムーア『真夏』1887年、油彩/カンヴァス、196.1×189.6cm、ラッセル= コート美術館 Photograph reproduced with the kind permission of the Russell-Cotes Art Gallery & Museum, Bournemouth)

  • HOME
  • Art,Design
  • 19世紀イギリスの唯美主義を約140点から紹介する展覧会『ザ・ビューティフル』

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて