丹下紘希、関根光才らの自主制作作品上映、「3.11」を機に新たな視点提案する展覧会

丹下紘希、関根光才をはじめとする映像作家やクリエイターによる展覧会『NOddIN 2nd Exhibition』が、5月2日から東京・学芸大学のCLASKA 8F The 8th Galleryで開催される。

NOddINは、東日本大震災が発生した2011年3月11日を機に、作り手としての責任からそれまでの価値観に疑問を抱き、新たな視点を持つ必要性を感じた映像作家やクリエイターの集まり。「原発を推進し続けなくてはいけない社会構造を疑うこと」「マスメディアに潜む一方的な力に疑問を持ち続けること」といった信条のもと、それぞれが作品を制作している。

同展の参加クリエーターは、谷一郎、丹下紘希、石井貴英、島田大介、関根光才、高橋聡、ショウダユキヒロ、柿本ケンサク、佐藤亜美、東谷祐介、並河進、市川江津子、水谷明希、半田昌志、望月章宏の15人。表現のみ、もしくは議論のみの活動にならないように、NOddINの展覧会は「行動する表現」という考えのもと開催されるという。

会期中は、参加作家が出演するプレゼンテーションをはじめ、マレーシアの映像作家、ピート・テオなどによる様々なトークイベントやワークショップが開催。Shing02が脚本・監督を務めたクラブやダンスをテーマに普遍的な対立を描いたショートムービー『Bustin'』の特別上映も行われる。

イベント情報

『NOddIN 2nd Exhibition』

2014年5月2日(金)~5月9日(金)
会場:東京都 学芸大学 CLASKA 8F The 8th Gallery
時間:11:00~20:00(5月2日は16:00から、5月9日は17:00まで)
参加作家:
谷一郎
丹下紘希
石井貴英
島田大介
関根光才
高橋聡
ショウダユキヒロ
柿本ケンサク
佐藤亜美
東谷祐介
並河進
市川江津子
水谷明希
半田昌志
望月章宏

(画像上・中:『NOddIN 2nd Exhibition』メインビジュアル、画像下:『NOddIN 1st Exhibition』展示風景)

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