李禹煥個展、空間を変容させる「もの派」のセオリーに基づいたインスタレーション展示

李禹煥の個展が7月25日から東京・元麻布のKaikai Kiki Galleryで開催される。

1960年代後半から制作・理論の両面において「もの派」を牽引する存在として活躍した李禹煥。現在は、日本とパリを行き来して作品制作を行っている。2010年に香川・直島に李禹煥美術館がオープンしたほか、2011年にはアメリカ・ニューヨークのグッゲンハイム美術館で個展を開催し、6月からはフランス・ヴェルサイユ宮殿での特別展がスタートする。

Kaikai Kiki Galleryのオーナー・村上隆の悲願から実現したという今回の個展。「常に周囲の環境との関係を探求してきた」という李が提唱する「もの派」のセオリーに基づき、ほとんど手を加えられていない石や砂、キャンバスなどの素材で構成される2つのインスタレーションが、ギャラリーを考古学的な空間へ変容させるという。

イベント情報

『李禹煥個展』

2014年7月25日(金)~8月21日(木)
会場:東京都 元麻布 Kaikai Kiki Gallery
時間:11:00~19:00
休廊日:日、月曜、祝日

オープニングレセプション
2014年7月25日(金)18:00~
会場:東京都 元麻布 Kaikai Kiki Gallery

(画像:『Relatum - Excavation, 2014 のためのスケッチ』 ©Lee Ufan Courtesy the artist and SCAI THE BATHHOUSE)

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