テリー・ギリアムの新作『ゼロの未来』、近未来を舞台に孤独な男の生きる意味を問う

テリー・ギリアム監督の新作映画『ゼロの未来』が、5月16日から東京・恵比寿のYEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほかで公開される。

同作は、『未来世紀ブラジル』『12モンキーズ』などで知られるテリー・ギリアムが、コンピューターに支配された近未来を舞台に描く作品。謎の数式「ゼロの定理」の解明を任されて荒廃した教会に1人で暮らしながら、人生の目的を知るためにある電話を待ち続ける天才コンピューター技師のコーエンが、魅力的な女性ベインスリーに恋をしたことで生きる意味を知っていく、というあらすじだ。

ギリアムは同作について、「『未来世紀ブラジル』を作ったとき、当時我々が生きていた世界を描こうとした。『ゼロの未来』は私が思うに、我々が今住んでいる世界の一端だ」「我々は正直で、ファニーで、美しくて、スマートで、驚きに満ちた映画を作ろうと試みた。複雑な現代に生きる男が、彼の人生の意味を問うシンプルな映画を。避けられない人間関係や愛への渇望、満ち足りた魅惑的なキャラクター、そして意味深く賢くウィットに富んだ脚本が、簡単に答えが出ない疑問を提起するのだ。皆さんが最近目にする映画とは異なる作品であればと思う」と語っている。

リリース情報

『ゼロの未来』

2015年5月16日(土)からYEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館ほかで公開
監督:テリー・ギリアム
出演:
クリストフ・ヴァルツ
デヴィッド・シューリス
メラニー・ティエリー
配給:ショウゲート

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