劇団☆新感線『ゲキ×シネ』2作連続公開、『阿修羅城の瞳2003』＆最新作『蒼の乱』

2015.03.06 Fri

劇団☆新感線の演劇作品を映画館で上映する『ゲキ×シネ』シリーズから、『阿修羅城の瞳2003』が4月11日から全国で公開。さらに最新作『蒼の乱』が5月9日から全国上映される。

昨年に10周年を迎えた『ゲキ×シネ』は、俳優の汗や涙、表情なども間近に感じられる計算された映像表現と臨場感溢れる音響設計で、劇団☆新感線の舞台を映像作品化するプロジェクト。

『阿修羅城の瞳2003』は、出演者に市川染五郎、天海祐希、夏木マリ、伊原剛志らを迎えた2003年の再々演版『阿修羅城の瞳 BLOOD GETS IN YOUR EYES』を捉えた作品。初めて映画館でテスト上映された劇団☆新感線の作品で、その後の『ゲキ×シネ』プロジェクトの原点になったという同作を、今回はデジタルリマスタリングを施して『ゲキ×シネ』作品として上映する。

『蒼の乱』は、2014年に東京と大阪で上演された同名舞台を10数台のカメラで撮影し、ハリウッドでの再録音を経て映像化した作品。天海祐希、松山ケンイチ、早乙女太一らをキャストに迎え、国を守るために名前を捨てた男と、男の魂を救うために剣をとった女の物語が描かれる。ロックからバラードまでを歌い上げる天海の歌唱力や、アクションシーンなどが見どころとなる。