吉岡徳仁によるガラスの茶室『光庵』が実現、京都・将軍塚青龍殿の大舞台に展示

『吉岡徳仁 ガラスの茶室 - 光庵』展が、4月9日から京都・将軍塚青龍殿で開催される。

アート、デザイン、建築など幅広い領域で活動を続ける吉岡徳仁。紙や繊維構造で作られた椅子、スワロフスキー・クリスタルパレスのためにデザインしたシャンデリア『STARDUST』『Stellar』、パリのオルセー美術館に常設展示されているベンチ『Water Block』などの作品で知られるほか、ショップデザインやインスタレーションを20年以上にわたって手掛けているISSEY MIYAKEをはじめ、数々のブランドや企業とコラボレーションしている。2013年には大規模な個展『吉岡徳仁―クリスタライズ』が、東京・清澄白河の東京都現代美術館で開催された。

『吉岡徳仁 ガラスの茶室 - 光庵』展は、透明なガラスで構築された茶室『光庵 - ガラスの茶室』を奉納展示するもの。同作の建築プロジェクトは、2002年に発表された「透明な日本家屋」の建築計画を発端に、2011年に『第54回ヴェネチアビエンナーレ』で模型が発表されており、京都とフィレンツェの姉妹都市提携50周年を記念する展覧会として実現に至ったという。同作は、京都市街が一望できる標高220メートルの大舞台に建設。なお、会場の将軍塚青龍殿は青蓮院の飛地境内となり、国宝の青不動明王が奉納されている。

※記事掲載時から一部内容が変更になりました。

イベント情報

京都・フィレンツェ姉妹都市提携50周年記念 特別展覧会
『吉岡徳仁 ガラスの茶室 - 光庵』

2015年4月9日(木)~2017年9月10日(日)
会場:京都府 将軍塚青龍
※開催期間については展覧会終了の3か月前に将軍塚青龍殿、または吉岡徳仁デザイン事務所のウェブサイトで告知

  • HOME
  • Art,Design
  • 吉岡徳仁によるガラスの茶室『光庵』が実現、京都・将軍塚青龍殿の大舞台に展示

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて