鈴木京香が木を植えながら徴兵された子を待つ母親に、映画『おかあさんの木』

映画『おかあさんの木』が6月6日から全国で公開でされる。

同作は、1977年以降、20年間以上にわたって小学5年生向けの国語の教科書に掲載された大川悦生の同名小説を原作にした作品。戦時中に、貧しいながらも懸命に育て上げた7人の子どもたちが徴兵されるたびに桐の木を植え、息子たちが無事に生きて帰るのを待つ優しい母親・田村ミツと彼女の子どもたち、田村家を見守る人々の姿を通して、人と人との繋がりや母と子の愛情を描く。

夫に先立たれた女性・田村ミツを演じるのは鈴木京香。共演者には、田村家の次男・二郎を演じる三浦貴大をはじめ、ミツの夫の同僚で田村家を見守り続ける昌平役の田辺誠一や、昌平の娘・サユリ役の志田未来、物語の語り部であり、現代のサユリ役を演じる奈良岡朋子らが名を連ねている。

監督と脚本を手掛けるのは、『がんばっていきまっしょい』『解夏』『瞬 またたき』などで知られる磯村一路。なお、現在公開中の予告編には、桐の木を植えるミツの姿や、戦地で母を思う二郎、絶望的な戦況を憂う昌平とサユリの姿などが紹介されているほか、「子供たちは、『ただいま』と言えたでしょうか。おかあさんは、『おかえり』と言えたでしょうか」というナレーションと共に、子供たちが無邪気に雪合戦をしている場面などが確認出来る。

作品情報

『おかあさんの木』

2015年6月6日(土)から全国で公開
監督・脚本:磯村一路
原作:大川悦生『おかあさんの木』(ポプラ社)
出演:
鈴木京香
志田未来
三浦貴大
平岳大
田辺誠一
奈良岡朋子
配給:東映

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