安野光雅の風景画で巡るヨーロッパ周遊旅行、水彩原画約100点を展示

『旅の風景 安野光雅 ヨーロッパ周遊旅行』が、7月7日から東京・新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で開催される。

1926年生まれの安野光雅は、1968年に『ふしぎなえ』で絵本作家としてデビュー。画家、絵本作家、装丁家として活動を続けているほか、エッセイや画文集なども数多く手掛け、1984年には『国際アンデルセン賞』を受賞している。また、国内外の取材旅行を通じて取り組んできた風景画は、安野の代表的なテーマのひとつになっているという。

同展では、島根・津和野の安野光雅美術館が所蔵するコレクションの中から、ヨーロッパの風景を描いた水彩原画約100点を紹介。イタリア、イギリス、スペイン、デンマークの風景を高所からの視点で描いた『旅の絵本』シリーズをはじめ、安野が童話作家アンデルセンの恋愛小説『即興詩人』の舞台を取材してまとめた画文集『繪本 即興詩人』の原画などが展示される。

イベント情報

『旅の風景 安野光雅 ヨーロッパ周遊旅行』

2015年7月7日(火)~8月23日(日)
会場:東京都 新宿 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
時間:10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜(7月20日は開館、翌火曜も開館)
料金:一般1,000円 大・高校生600円 65歳以上800円
※中学生以下無料
※障害者手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者手帳)をお持ちの方とその介護者(1名まで)は無料

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