遠隔操作で空爆行うドローン操縦士の異常な日常描く、映画『ドローン・オブ・ウォー』

2015.06.22 Mon

映画『ドローン・オブ・ウォー』が、今秋から東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国で公開される。

アメリカ同時多発テロ事件以降に始まったアメリカ空軍の対テロ戦争の実態を、1人のドローン操縦士の日常にフォーカスして描く同作。ラスベガスの基地で無人戦闘機のドローンを遠隔操作し、約1万キロも離れた異国のテロリストをクリックひとつで殺害する任務と、妻と子どもがいる家庭を行き来する異常な「現代の戦争」の中で生きるトミー・イーガン少佐の日常を映し出す。

監督と脚本を務めるのは、『ガタカ』『TIME/タイム』などのアンドリュー・ニコル。PTSDに苦しむ主人公のイーガン少佐をイーサン・ホークが演じるほか、ブルース・グリーンウッド、ゾーイ・クラヴィッツ、ジャニュアリー・ジョーンズがキャストに名を連ねている。