菊地健雄の初監督作は幻の鹿巡る物語、染谷と凛子が友情出演&ED曲は森生き

菊地健雄監督の映画『ディアーディアー』が、10月から東京・テアトル新宿で公開される。

同作は、瀬々敬久監督『ヘブンズストーリー』、黒沢清監督『岸辺の旅』、石井裕也監督『舟を編む』などの作品で助監督を務めた菊地の監督デビュー作。山間の田舎町を舞台に、莫大の借金を背負った長男の冨士夫、精神を病んだ虚言癖のある次男・義夫、酒に依存する末娘の顕子の三兄妹による幻の鹿を巡る物語を描く。

主演を務めるのは中村ゆり。斉藤陽一郎、山本剛史、桐生コウジ、柳憂怜らが脇を固めるほか、染谷将太、菊地凛子が友情出演している。脚本を『貞子3D2』の杉原憲明、劇中の冒頭を飾るアニメーションを、『グレートラビット』で『ベルリン国際映画祭』短編部門銀熊賞を獲得した和田淳、予告編の演出を『嘘つきみーくん壊れたまーちゃん』の瀬田なつきが担当。さらに、エンディングテーマが森は生きている“気まぐれな朝”になるほか、同バンドのリーダーである岡田拓郎が劇伴を全編にわたって手掛けている。

なお、染谷は子役時代から菊地監督を慕っており、同作にもスケジュールを調整して出演したという。染谷は、TBSのバラエティー番組『A-Studio』に出演した際にもゲストとして菊地監督を指名している。また同作は、8月27日から開催される『第39回モントリオール世界映画祭』のファーストフィルムワールドコンペティション部門に正式出品される。

作品情報

『ディアーディアー』

2015年10月からテアトル新宿で公開
監督:菊地健雄
脚本:杉原憲明
エンディングテーマ:森は生きている“気まぐれな朝”
出演:
中村ゆり
斉藤陽一郎
山本剛史
桐生コウジ
柳憂怜
染谷将太
菊地凛子

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