アニエスベーの初監督映画にSONIC YOUTH、メカス、ネグリら多彩参加者

アニエスベーことアニエス・トゥルブレによる初監督作品『わたしの名前は...』が、10月から東京・渋谷のアップリンクほか全国で順次公開されることがわかった。

ファッションデザイナーであり、ブランド「アニエスベー」の創設者でもあるアニエスベー。これまでもハーモニー・コリン作品のプロデュースをはじめ、デヴィッド・リンチ監督作品やクエンティン・タランティーノ監督作品など数々の映画で衣装デザインを手掛けてきた。

アニエス自身が監督、脚本、撮影、美術を手掛けた同作は、家出したフランス人の少女と、フランス語が話せないスコットランド人のトラック運転手のロードムービー。撮影は知人たちと共に行われ、トラック運転手役を『ターナー賞』を受賞した映像作家で現代美術家のダグラス・ゴードンが演じているほか、アメリカの実験映像作家ジョナス・メカスがゲストカメラマンとして撮影を担当したパートには、イタリアの哲学者アントニオ・ネグリが出演している。

音楽にはジャン=ブノワ・ダンケル(Air)が参加。さらにSONIC YOUTHが未発表音源を提供している。

※記事掲載時、タイトルおよび本文の表記内容に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。(2015年7月8日)

作品情報

『わたしの名前は...』

2015年10月から渋谷アップリンクほか全国順次公開
監督・脚本・撮影・美術:アニエス・トゥルブレ
音楽:デビッド・ダニエル、SONIC YOUTH
出演:
ルー=レリア・デュメールリアック
シルビー・テステュー
ジャック・ボナフェ
ダグラス・ゴードン
アントニオ・ネグリ
配給:アップリンク

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