「黒衣の女」の恐怖再び、英舞台のホラー『ウーマン・イン・ブラック』続編

映画『ウーマン・イン・ブラック2 死の天使』が、11月から東京のシネ・リーブル池袋ほか全国で順次公開される。

同作は、スーザン・ヒルの小説をもとにした2012年公開のダニエル・ラドクリフ主演作『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』の続編。前作から40年後となる第2次世界大戦中のイギリスを舞台に、前作にも登場する田舎町の洋館を訪れた子どもたちが邪悪な「黒衣の女」の魂を再び呼び覚ましてしまう、というあらすじだ。

メガホンを取るのは、同作が長編2作目となるトム・ハーパー。キャストには、黒衣の女の怨讐に巻き込まれる地元の軍指揮官を演じるジェレミー・アーバインをはじめ、フィービー・フォックス、ヘレン・マクローリーが名を連ねている。

なお、同作の原作は映画のためにスーザン・ヒルが新たに執筆した『黒衣の女 ある亡霊の物語』の続編にあたる物語。前作と同様に制作を手掛けるイギリスのホラー映画レーベル「ハマー・フィルム・プロダクションズ」のCEOサイモン・オークスは、「我々は前作の成功を非常に喜んでいるが、常に本作のシリーズ化は念頭に置かれてきていた。そして、前作の公開前に、すでにスーザン・ヒルと続編のストーリーについて話し始めていたんだ。2ヵ月後、スーザンは、前作の40年後、第二次世界大戦中を舞台に、新たなストーリーのアイディアを提示してくれたんだ」と明かしている。

作品情報

『ウーマン・イン・ブラック2 死の天使』

2015年11月からシネ・リーブル池袋ほか全国順次公開
監督:トム・ハーバー
原案:スーザン・ヒル『黒衣の女』(ハヤカワ文庫)
出演:
ジェレミー・アーバイン
フィービー・フォックス
ヘレン・マクローリー
配給:プレシディオ

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