数十年前の手紙に綴られた初恋の真実とは、人類学者の恋描く仏映画

アルノー・デプレシャン監督の映画『あの頃エッフェル塔の下で』が、12月19日から東京・渋谷のBunkamuraル・シネマほか全国で順次公開される。

同作は、人類学者のポールが長い外国暮らしを終えてパリに戻る途中でパスポートを巡るトラブルに巻き込まれたことをきっかけに、過去に想いを馳せる様を描いた作品。初恋の相手・エステルへの変わらぬ想いに気づいたポールが、かつて彼女と交わした数々の手紙を数十年ぶりに読み返し、ある真実を発見する、というあらすじだ。1996年に公開されたデプレシャン監督の映画『そして僕は恋をする』に10年来の恋人として登場したポールとエステルの出会いや初恋が描かれる。

若き日を追想する現在のポールを演じるのは、『そして僕は恋をする』でもポール役を演じたマチュー・アマルリック。若きポール役に同作で映画初出演を果たすカンタン・ドルメール、エステル役にオーディションで選出されたルー・ロワ=ルコリネがキャスティングされている。

なお同作の公開を記念して、『そして僕は恋をする』の特別上映が12月14日に東京・渋谷のBunkamuraル・シネマで行なわれる。トークゲストとして石田純一が登壇する。

作品情報

『あの頃エッフェル塔の下で』

2015年12月19日(土)からBunkamuraル・シネマほか全国で順次公開
監督・脚本:アルノー・デプレシャン
出演:
カンタン・ドルメール
ルー・ロワ=ルコリネ
マチュー・アマルリック
ほか
配給:セテラ・インターナショナル

イベント情報

『あの頃エッフェル塔の下で』公開記念
『そして僕は恋をする』特別上映

2015年12月14日(月)18:45~(開場18:35)
会場:東京都 渋谷 Bunkamuraル・シネマ
料金:1,200円
トークゲスト:石田純一
※『あの頃エッフェル塔の下で』特別鑑賞券提示で200円割引

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