「難民の玄関口」捉えた記録映画『海は燃えている』、ベルリン金熊賞作

映画『海は燃えている~イタリア最南端の小さな島~』が、2017年2月から東京・渋谷のBunkamuraル・シネマほか全国で順次公開される。

『第66回ベルリン国際映画祭』で金熊賞を受賞した同作は、難民や移民の玄関口であるイタリア最南端の島・ランペドゥーサ島が舞台のドキュメンタリー映画。命を危険にさらしながらヨーロッパを目指して地中海を渡り来る人々と、島に暮らす住民たちの日常とを、島で育つ12歳の少年・サムエレを中心に記録する。

メガホンを取ったのは、2013年に監督作『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』でドキュメンタリー映画として初めて『ヴェネチア国際映画祭』金獅子賞を受賞したジャンフランコ・ロージ。なお『海は燃えている~イタリア最南端の小さな島~』は10月に『第11回UNHCR難民映画祭』で日本初上映される。

作品情報

『海は燃えている~イタリア最南端の小さな島~』

2017年2月からBunkamuraル・シネマほか全国順次公開

監督:ジャンフランコ・ロージ
出演:
サムエレ・プチッロ
ジュゼッぺ・フラガパーネ
ピエトロ・バルトロ
配給:ビターズ・エンド

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