モスクワ出身・東京在住のエレナ・トゥタッチコワ写真展、新作も

エレナ・トゥタッチコワの個展『In Summer: Apples, Fossils and the Book』が、12月9日から東京・恵比寿のPOSTで開催される。

1984年にロシア・モスクワで生まれ、現在は東京に在住しているアーティストのエレナ・トゥタッチコワ。人間の記憶形成に関心を抱き、土地や個人の物語を採集して、写真、映像、音、テキストによるインスタレーションとして発表している。

同展は、トゥタッチコワの写真集『林檎が木から落ちるとき、音が生まれる』の刊行にあわせて開催。同作に収録される作品より、幼少期の記憶をテーマに据え、ロシアの自然に囲まれて暮らす兄妹を2009年から継続的に撮影してきた作品群『林檎が木から落ちるとき、音が生まれる』の代表作や、今夏に撮影された新作『Treasures』を展示する。

会期中にはトゥタッチコワ、詩人のぱくきょんみ、須永紀子、乙益由美子による朗読とトークイベントを開催。なお関連企画として12月3日から東京・富ヶ谷のnaniで『In Summer, With My Dinosaurs』展が行なわれる。

イベント情報

エレナ・トゥタッチコワ
『In Summer: Apples, Fossils and the Book』

2016年12月9日(金)~12月29日(木) 会場:東京都 恵比寿 POST
時間:12:00~20:00 休廊日:月曜 料金:無料
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