果実や植物を組み合わせた肖像画、「奇想の画家」アルチンボルドの大規模展

『アルチンボルド展』が、6月20日から東京・上野の国立西洋美術館で開催される。

ジュゼッペ・アルチンボルドは、1527年にイタリア・ミラノで生まれた画家。果実や動植物、書物などを組み合わせて描いた肖像画で知られる。16世紀後半にウィーンやプラハで宮廷画家として活動し、絵画のほかに衣装デザイン、機械の設計なども手掛けた。公務引退後はミラノに戻り、1593年に死去した。

同展は日本で初めてアルチンボルドを大規模に紹介する試み。季節の植物を人型に構成したシリーズ『春』『夏』『秋』『冬』をはじめ、油彩画を中心にアルチンボルドの画業に迫る構成となる。

イベント情報

『アルチンボルド展』

2017年6月20日(火)~9月24日(日) 会場:東京都 上野 国立西洋美術館
時間:9:30~17:30(金、土曜は20:00まで、入館は閉館の30分前まで) 休館日:月曜(7月17日、8月14日、9月18日は開館)、7月18日
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