Chim↑Pomの展覧会『The other side』が、4月9日まで東京・清澄白河の無人島プロダクションで開催されている。
メキシコ・ティフアナとアメリカ・カリフォルニア州サンディエゴの国境で、「ボーダー」をテーマにしたアートプロジェクトを展開しているChim↑Pom。同展では昨年から今年にかけてゲリラ的に行なわれたプロジェクトを紹介している。
紹介されているのは、アメリカの目の前に住みながら入国することができない人々のために作られたツリーハウス『U.S.A. Visitor Center』、国境の壁の真下まで掘り進められた実際の穴で、アメリカに入国できない状態の続くエリイ(Chim↑Pom)の足跡が残されている『The Grounds』、FRPで作られた穴とスコップ、「Libertad」と描かれた十字架で構成され、アメリカ側の土地に設置された『LIBERTAD』の3作品だ。『The Grounds』『LIBERTAD』は共に『U.S.A. Visitor Center』の窓から鑑賞することができる。
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Chim↑Pom展
2017年2月18日(土)~4月9日(日) 会場:東京都 清澄白河 無人島プロダクション
『The other side』時間:火~金曜12:00~20:00 土、日曜11:00~19:00 休廊日:月曜、3月17日~3月27日 料金:無料
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