ナカコーの新プロジェクト「Epitaph」 直木賞作家・唯川恵作詞の新曲公開

Koji Nakamuraによる音楽プロジェクト「Epitaph」がスタートする。

「Epitaph」はストリーミング限定のプロジェクト。Koji Nakamuraの新作でありながら、収められる楽曲やバージョン、曲順などが随時変わっていくという。

Spotify、Apple Music、LINE MUSICなどの音楽ストリーミングサービスでは本日4月26日からプレイリスト「地図にないルート」が先行で公開。第1弾として、『直木三十五賞』を受賞している作家の唯川恵が作詞を手掛けた楽曲“地図にないルート”と、バージョン違いとなる“地図にないルート feat. moekashiotsuka”、Madeggとのコラボレーション曲“Open Your Eyes 13 Mar. 2017”の3曲が配信されている。

“地図にないルート”は唯川が詞を手掛ける初の音楽作品。同曲はVOLVOとのコラボレーション作品として、同社のブランドイメージを体現する形で制作された。

Koji Nakamuraのコメント

“地図にないルート”について
このプロジェクトの依頼を受けたときは、自分でもどうなるのか全く見えない状態でしたが、なんとなくやれそうな予感もしていました。
僕は免許を持っていないので車を運転する感覚はないのですが、ライブ等の移動ではよく車に乗ります。新幹線や飛行機に比べて疲れが少なく、自分の時間を自由に使えるのが好きですね。また、車の形や色を見るのも好きです。今回も、VOLVO各社の車の色や形をイメージしながら制作しました。
この楽曲の聴きどころは、金属的なシンセサイザーの中を歌と小さなリズムが最小限で鳴っている、そのバランスではないかと思っています。シンプルな形で構成できたのが、自分としては嬉しく思っています。

唯川恵のコメント

“地図にないルート”について
作詞の依頼は初めてなので驚きましたし、不安もありましたが、新しいことに挑戦するのは面白いんじゃないかと思ってお引き受けしました。
歌詞は「40歳くらい、家庭のある女性」という主人公をイメージしました。
小説に比べてことばの数が少ない分だけ、人物像をしっかり作っておかないとぶれるなと思ったので、そこは強く意識しました。車に乗って気分転換してもらいたい気持ち、主人公と車の関係、運転と人生を重ねる......そういう想いで書きました。
人生は常に動いて進んでいくのだろうけど、その中で立ち止まって、振り向くことも必要。そういう、ちょっと逆戻りする瞬間も大事だということがわかるくらいの大人になった女性が、車を走らせてもの想う時間をえがいています。

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