DAOKOの初連載小説が『ダ・ヴィンチ』に掲載 渋谷に暮らす19歳の少女描く

DAOKOの小説『ワンルーム・シーサイド・ステップ』の連載が、雑誌『ダ・ヴィンチ』で開始された。

1997年に生まれたラッパー・シンガーのDAOKO。15歳で動画サイト上に楽曲の投稿を開始し、2015年にアルバム『DAOKO』でメジャーデビューを果たした。楽曲の歌詞を自ら手掛けており、初となる小説『ワンルーム・シーサイド・ステップ』は、「長いものを書いてみたい」というDAOKOの関心から執筆されたという。

同作は本日6月6日発売の『ダ・ヴィンチ 2017年7月号』から連載が開始。19歳で実家を飛び出し、東京・渋谷の外れにあるマンション「メゾン・ド・メール」に住み始めた主人公・渚が、nicoという名義でイラストレーターとして活動しながら、マンションの住人やイラストレーター仲間と交流していくというあらすじだ。DAOKO自身による写真やイラストもあわせて掲載される。DAOKOは初挑戦となる小説の執筆について、「まるで言葉の海のようで。その自由さに感動して、ひたすらに泳ぎまわったような感覚です」とコメントしている。

なお『ダ・ヴィンチ 2017年7月号』では、『おんなのいえ』『先生の白い嘘』などの鳥飼茜による漫画連載『マンダリン・ジプシーキャットの籠城』も開始。あわせて鳥飼と岸田繁(くるり)による対談が掲載されている。

DAOKOのコメント

私は五年間ラッパー・シンガーとして詩を書いてきましたが、はじめて取り組んだ小説は、まるで言葉の海のようで。
その自由さに感動して、ひたすらに泳ぎまわったような感覚です。
自分が美しいと思う景色・色・匂いがありのままに詰まっています。
読んでくれたあなたが、どんな気持ちになってくれるだろうと、ドキドキワクワクしています。
“渚”を愛してもらえますように。

書籍情報

『ダ・ヴィンチ 2017年7月号』

2017年6月6日(火)発売 価格:650円(税込) 発行:KADOKAWA

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