京都の立誠シネマが営業終了&新拠点に移転 映画館や本屋の複合施設へ

京都のミニシアター・立誠シネマが7月30日をもって営業を終了。8月末から「出町座(仮)」として出町柳に移転することがわかった。

2013年に元・立誠小学校でスタートした立誠シネマ。元・立誠小学校跡地活用の進行によって、元・立誠小学校を民間事業者の運営に委ねることが決定したことに伴い、同施設でのプロジェクトの終了が決定したという。

移転後の出町座(仮)は、映画館、本屋、カフェ、スクールなどで構成される複合施設になる予定。本屋「出町書店(仮)」の運営にはホホホ座浄土寺店元スタッフのうめのたかし、小野友資(YUY BOOKS)、宮迫憲彦(フィルムアート社、Montag Booksellers)が参加する。

営業開始は8月末を予定しており、8月31日まで300万円の目標金額を掲げたクラウドファンディングプロジェクトも実施中。支援金額に応じたリターンには、出町座立上賛助会員資格やオープニングロールへの名前の掲載、劇場招待券などが用意されている。詳細はMotionGalleryのプロジェクトページをチェックしよう。

なお立誠シネマでは7月を「立誠シネマ・ラスト興行月間」とし、様々な作品を上映。現時点での上映作品には、片渕須直監督『この世界の片隅に』、大林宣彦監督『この空の花 長岡花火物語』、パトリシオ・グスマン監督『チリの闘い』、ジョナサン・デミ監督『ストップ・メイキング・センス』がラインナップしている。

※記事掲載時から一部内容が変更になりました。

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