チェット・ベイカー最期の数日 映画『マイ・フーリッシュ・ハート』予告編

映画『マイ・フーリッシュ・ハート』が11月8日から日本で公開。予告編とポスタービジュアルが公開された。

チェット・ベイカーの生誕90年を記念して制作された同作。1950年代のジャズシーンにおいて、トランペットの清冽な音色と中性的な歌声によって人気を博したチェット・ベイカーは、のちに薬物に溺れ、58歳時にオランダ・アムステルダムのホテルから謎の転落死を遂げた。映画では彼の最期の数日間に焦点を当てる。

メガホンを取ったのは、同作が長編デビュー作となるロルフ・ヴァン・アイク監督。主演はアイルランドのロックバンドThe Walls、The Stunningのボーカルとしても活動するスティーヴ・ウォールが務めた。

公開された予告編には、“My Foolish Heart”や“My Funny Valentine”などの楽曲を使用。チェットの転落事故の現場が映し出され「昨夜 世界は天才を失った」というナレーションが入る場面や、恋人を失い借金も返せず、ジャンキーとして墜ちていくチェットに何者かが「ミスター・トランペット 吹き続けろ」と呼びかける様子、人気のない暗い路地で一人トランペットを奏でるチェットの様子が確認できる。

ポスタービジュアルにはスティーヴ・ウォール演じるチェット・ベイカーがトランペットを持ってうつむく写真を使用し、「音楽だけの、愚かな人生だったのか」というコピーが添えられている。

作品情報

『マイ・フーリッシュ・ハート』

2019年11月8日(金)からヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開
監督・脚本:ロルフ・ヴァン・アイク 出演: スティーヴ・ウォール ハイス・ナバー レイモンド・ティリー 上映時間:87分 配給:ブロードメディア・スタジオ
  • HOME
  • Movie,Drama
  • チェット・ベイカー最期の数日 映画『マイ・フーリッシュ・ハート』予告編

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて