「STAGE」と言っても、演劇・ダンス・パフォーマンスなど様々なジャンルに分けることができるんですが、「どれも観たことねーよ」ってツッコミが続出しそうなので、細かいことは言いません。映像を5つ用意したので、実際どんなことをやっているのか、観て、笑って、切なくなっていただきたい。
※映像は予告なく削除される可能性があります。
ポツドール / "メイク(ハート)ラブ"
※ちょっとエッチなので、会社で観てると怒られるかも!?
映画やテレビドラマで描かれる、ちょっと憧れるような恋愛。対してポツドールが描くのは、あまりに赤裸々な恋愛模様です。例えば、ラブホテルのベッドでの、男女のやりとり。プライヴェートな男女関係を舞台に上げることで、セリフにまじりっけなしの真実味が生まれてきます。演技を超えた演技…。決して見られたくない、自分自身の姿を見せられるような、恥ずかしくて甘酸っぱい思いが呼び覚まされます。それは生身の役者が目の前にいるからこその、リアルな感動です。
シベリア少女鉄道 「How are you?」
舞台表現だ、ということをとても意識しているのが、シベリア少女鉄道です。この作品は、一見して誰もがわかる、あるテレビ番組のパロディ。前半のシリアスさが後半にうまくつながる感じが、バカバカしくて笑えます。彼らがすごいのは、この発想を、セットを作りこみ、照明をプログラムし、演技をじっくり磨き上げるという、高いコストをかけて「舞台」にしたというところ。その手間ひまもコミで、すっごくバカバカしいんです。観客としても、わざわざ舞台を見に行く、という手間ひまをかけてみるのが、彼らに対する礼儀とは言えないでしょうか?!
ニブロール 「SMALL ISLAND」
子どもの頃、あり余るパワーに任せて遊んでいた記憶が、誰しもあるはず。ニブロールの作品には、そんな「コドモ」のカラダを持った役者たちが登場します。楽しくて楽しくて、カラダをグネグネさせている彼ら。私たちがふだん、映画やテレビドラマで見ているのは、カッチリとした「オトナ」の演技です。「コドモ」のカラダがするダンスは、自由だった頃の私たちの気持ちを、もう一度思い出させてくれます。
手塚夏子「私的解剖実験2」
日常生活の中で、カラダを動かしているときのルールを、一度とっぱらってしまうと、カラダはどんなふうに動くのか? 手塚夏子のケイレンするような動きには、そんな思いが込められているかのようです。とはいえ、決してマジメすぎる試みではなく、見ていて笑えるのがよいところ。ビールを飲もうとしても、カラダにルールが備わっていないから、こぼしてしまって飲めないとか…。赤ちゃんやロボットのカラダも、およそこんな感じなのかもしれません。映画やテレビドラマで主役なのは、おもにストーリー。でも、ダンス表現では、カラダそのものにスポットを当てることができます。ナマで見ると、さらにその迫力を実感することができるでしょう。
BABY−Q 「GEEEEEK - 愛の乞食と感情の商人、その家畜たち ───」
アンダーグラウンドで、怪しげな雰囲気の漂う世界観。一見、とっつきにくい作品に見えますが、見ているうちに、私たちの無意識に流れる、得体のしれないなにかを形にした気がしてこないでしょうか。はっきりと言葉にはできないけれど、どこか懐かしく、惹かれてしまう。日の当たる場所での表現からはこぼれ落ちるような、暗い、悪のリアリティを示してくれる彼らは、テレビ的な世界とはかけ離れたところに、私たちを連れていってくれます。
今回は5つしか紹介していませんが、このように、舞台上では日々色々な表現が行われています。テレビに出てくる芸人さんや俳優・女優さんも、こういう劇団やダンス・カンパニー出身の人が多いんです。 次のページでは、劇団の方々にお話を聞いてきました!






















