
「Generation Y」とは、ベトナム戦争終結からベルリンの壁崩壊までの時代に生まれた世代を指します。10代半ばまでの時期に冷戦の終結と社会主義の没落を目の当たりにし、20歳になるまでにインターネットの爆発的普及を経験しました。テクノロジーの発展とともに目まぐるしく変わっていく世の中に素早く順応し、人種や文化の違いを軽々と飛び越え、自由に自己を定義する彼らは、現在青年・壮年期を迎え、世界で活躍しています。
本展では、当財団会長を務めるファッションショッピングサイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営する株式会社スタートトゥデイ(本社:千葉県千葉市)代表取締役の前澤友作のコレクションより、コンテンポラリーアートの世界で今最も注目を集める若手作家、エイドリアン・ゲーニー、ジョナス・ウッド、リネット・ヤドム・ボアキエの絵画作品9点を紹介いたします。3人はともに「Generation Y」初年である1977年生まれ、具象絵画作品で世界的に知られています。ペインティングという、メディウムの中で最も歴史ある手法を用いて、新たな表現を追求する三者三様のクリエーションを探ります。(公益財団法人 現代芸術振興財団プレスリリースより)
『Generation Y: 1977』
2016年1月23日(土)~1月31日(日)
会場:神奈川県 馬車道 BankART1929
時間:11:00~19:00
料金:無料