
『平成26年度 希望の大地の戯曲「北海道戯曲賞」』の大賞を受賞した舞台『悪い天気』は、悪天候の夜に公園のベンチで話している男女と、彼らのもとに現れた眼鏡をなくした男を描いた作品。台本は劇団「飛ぶ劇場」のメンバーで、自身の団体「大体2mm」で作品を発表する藤原達郎が手掛け、演出を五反田団主宰の前田司郎が担当する。また、出演者には前田がオーディションで選んだ中藤奨、山谷怜、土屋梨沙の3人が名を連ねている。
『希望の大地の戯曲「北海道戯曲賞」』は、2014年に創設された戯曲賞。初開催となった『平成26年度 希望の大地の戯曲「北海道戯曲賞」』では、前田の演出で舞台化することを前提に全国から作品を公募し、最終審査員を「演劇ユニットてがみ座」主宰の長田育恵、「札幌座」チーフディレクターの斎藤歩、「MONO」代表の土田英生、「劇団渡辺源四郎商店」主宰の畑澤聖悟、前田の5人が務めた。