
既成のジャンルや表現形式にとらわれず、舞台空間の新たな可能性を追求した作品を企画制作する東京文化会館の「舞台芸術創造事業」の一環で制作される『ON-MYAKU 2016 -see / do / be tone-』。最先端の技術によってダンサーの動きやピアノの音、ピアニストの動き、映像コンテンツを相互に呼応させて同期し、「音の視覚化」を試みるパフォーマンスとなる。
構成・振付を手掛け、出演するのはアルディッティ弦楽四重奏団とのコラボレーション作品『アパートメントハウス1776/ジョン・ケージ』などに出演している振付家・コンテポラリーダンサーの白井剛。音楽構成と演奏をピアニストの中川賢一、映像を堀井哲史(ライゾマティクス)が担当する。演奏される楽曲は、スティーヴ・ライヒ、オリヴィエ・メシアン、ジョン・ケージ、リゲティ・ジェルジュ、カールハインツ・シュトックハウゼン、武満徹、リュック・フェラーリなどの楽曲で構成。