『トーキョーノーザンライツフェスティバル』は、北欧の映画作家たちの過去作品や日本初公開となる作品などを上映するイベント。6回目の開催となる今回は、フィンランドの女性監督ピルヨ・ホンカサロと、『野いちご』『第七の封印』などを手掛けたスウェーデンのイングマール・ベルイマンを特集する。
ホンカサロの特集では東京でバーを経営する僧侶を追ったドキュメンタリー作品を含む、監督作3作品を上映。ベルイマンの特集では、ウディ・アレン、マーティン・スコセッシ、ウェス・アンダーソン、ラース・フォン・トリアー、北野武、ミヒャエル・ハネケら数十人の俳優や監督がベルイマンについて語る『グッバイ!ベルイマン』のジャパンプレミア上映が行なわれる。
また『カンヌ国際映画祭』パルムドールを2度受賞しているデンマークのビレ・アウグスト監督の新作『サイレント・ハート』や、アイスランドのダーグル・カウリ監督の新作『好きにならずにいられない』を日本初上映。さらに1967年のノルウェーを舞台にThe Beatlesに憧れる少年たちを描いた『ビートルズ』、ノルウェー国立バレエ団で東洋人初のプリンシパルとなった西野麻衣子のドキュメンタリー『Maiko ふたたびの白鳥』など、上映作品には全15作品がラインナップしている。
会期中はアート展示や音楽イベントなども開催される。タイムテーブルや上映作品、各イベントの詳細はオフィシャルサイトをチェックしよう。