観察映画『牡蠣工場』(2016年2月公開)の監督・想田和弘さんの著書『観察する男―映画を一本撮るときに、監督が考えること―』(ミシマ社)の刊行を記念し、社会学者・岸政彦さんをゲストに、トークショーを開催いたします。
「観察映画」と称する、台本もナレーションも音楽もない、ドキュメンタリー映画を撮りつづけている想田和弘監督。そんな想田監督の、不思議な映画づくりをミシマ社編集部が追いかけてできたのが、『観察する男 映画を一本撮るときに、監督が考えること』です。
そして本著の帯にも推薦文をいただいた岸政彦さんは、既存の社会学の枠組みからは外れてしまうような、普通に日々を送る人々のことばをすくい取る、気鋭の社会学者。2015年に刊行された『断片的なものの社会学』が大きな話題と共感を呼びました。
映画と社会学、枠は違えど、「普通の人」の話を聞き、撮り、見つめつづけ、「狭いところに深くつっこんでいくことで普遍が見えてくる」試みをつづけるお二人。そんな二人の「観察者」が、その方法、難しさ、醍醐味、そこから見えてきた気になること、等々を語り合います。(スタンダードブックストア心斎橋ウェブサイトより)
想田和弘『「観察する男」刊行記念トークショー』
2016年2月8日(月)OPEN 18:45 / START 19:30
会場:大阪府 スタンダードブックストア心斎橋
出演:
想田和弘
岸政彦
料金:1,500円(1ドリンク込み)