
劇団☆新感線の春公演となる『2016年劇団☆新感線春興行 いのうえ歌舞伎≪黒≫BLACK 「乱鶯」』は、神話や史実などをモチーフに、いのうえひでのりが演出を手掛ける時代劇「いのうえ歌舞伎」シリーズの最新作。仲間を皆殺しにされた盗賊の頭・鶯の十三郎を主人公に、サスペンスや大人の恋を描く「ハードボイルド本格派時代劇」だ。
出演者には、十三郎役の古田新太をはじめとする劇団☆新感線の劇団員に加え、7年前に十三郎の命を救った居酒屋の女将で、夫の亡き後は十三郎に支えられながら店を切り盛りするお加代役の稲森いずみ、十三郎の恩人の息子で盗賊を追う血気盛んな若者・小橋勝之助役の大東駿介、悪の限りを尽くす役人・北町奉行所与力の黒部源四郎役の大谷亮介らが名を連ねている。
脚本は、劇団ペンギンプルペイルパイルズの主宰を務め、同劇団の第6回公演『ワンマン・ショー』で『第48回岸田國士戯曲賞』を受賞した倉持裕が担当する。