
1909年に高知に生まれ、1927年にブラジルに農業移民として渡った大原治雄の写真を日本で初めて紹介する展覧会である。大原はブラジルでは高い評価を受けているが、日本ではこれまで紹介されたことが無く、知られざる写真家の発見となる展覧会である。
展覧会では、1940年代から60年代に撮影された作品を中心に182点のモノクローム・プリントが展示される。また、大原が妻・幸の思い出を編集し子どもたちに手渡したという「アルバム帖」を展示。また渡伯以来書き続けた日記、カメラなどの関連資料が、高知会場のみ特別展示される。(高知県立美術館ウェブサイトより)